オスは「りょう」メスは「のぞみ」 コウノトリのひな名前決定
小山市の渡良瀬遊水地で、今年3月に野外繁殖で生まれた国の特別天然記念物のコウノトリのヒナ2羽の愛称が決定し、22日発表されました。
ひなの名前は、4月1日からの一か月間公募し、栃木県内外から寄せられた508件の中から選ばれました。
オスの「りょう」は、巣がある渡良瀬遊水地の「良(ら)」の字からとり、メスの「のぞみ」は、どんな時でも希望を持ち続けることで望みは叶うという願いが込められています。
渡良瀬遊水地での野外繁殖によるふ化は、去年5月に東日本で初めて確認されて以降2年連続です。
今年3月末以降にふ化が確認されてから、5月10日現在で「りょう」が4.9キロ、「のぞみ」が3.5キロとすくすく育っていて、早ければ今月末には巣立ちの時を迎えるということです。
小山市 浅野正富市長:「りょうは精悍な男の子というイメージですごく良いと思います。コロナを乗り越えていく象徴としてのぞみというのは励みになると思います」