大田原市にある県内唯一の水族館のなかがわ水遊園で22日、来園者が累計で500万人を達成し記念のセレモニーが行われました。

なかがわ水遊園は近くを流れる那珂川の淡水魚やアマゾン川の魚を展示する県内唯一の水族館として2001年7月に開園しました。

施設ではこれまでに飼育する魚の種類を増やしたり、季節ごとにイベントを開催したりして来園者を楽しませてきました。

記念すべき500万人目の来園者となったのは鹿沼市の原田有さん、娘のゆりちゃん、息子の楓ちゃん一家です。

吉澤豊園長から花束と施設の目玉となっている世界最大の淡水魚ピラルクーのぬいぐるみが贈られました。

原田有さん:「びっくり 嬉しいです。コロナ下で外出が制限されている中、子どもたちに少しでも体験をさせたくて来ました」

500万人の達成は当初、去年の秋を予定していましたが新型コロナウイルスの影響により60日以上の臨時休園を余儀なくされたうえ例年の半分近く客が減ったため半年以上遅れての達成となりました。

施設は今年7月で開園20周年を迎えます。

なかがわ水遊園総務チームリーダー 小峰晃さん:「開園20年という年に200万人を達成できて嬉しく思う。今後とも地域の皆様に愛される施設となるよう頑張っていきたい」