栃木県内46人感染 変異株最多の57人 新型コロナ 21日発表
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は21日、新たに46人の感染を発表し、県内の累計感染者数は6000人を超えました。
また、1日の発表分としてこれまでで最も多い57人から変異株を確認しています。
感染が確認されたのは、宇都宮市、小山市、佐野市、足利市、真岡市、下野市、鹿沼市、さくら市、日光市、那須塩原市、塩谷町、野木町などの未就学児から90代までの男女46人です。
また県警察本部は今月18日に逮捕され那須塩原署に留置されていた20代の男性について陽性者との接触が確認されたため検査したところ、21日、陽性が確認されたと発表しました。
男性と近距離で接触した職員14人を自宅待機としています。 県内の感染者は累計で6000人を超え、6029人となりました。
療養者は361人、このうち、重症は9人、入院調整中は37人です。 変異株について、県は、これまでに陽性が判明した10歳未満から80代の男女57人から変異株が確認されたと発表しました。
1日あたりの発表分としては、これまでで最も多い数です。 変異株の感染者は累計で399人です。
福田富一知事は、感染者の累計が6000人を超えたことと変異株の感染者が増えていることを受け、「今は第4波のうねりの中にいるが、ワクチン接種が順調に進むよう市町と連携し、更なる感染拡大防止に取り組みます。」とコメントを発表しました。
近県の状況では埼玉県で4人の死亡と182人の感染茨城県で2人の死亡と53人の感染、群馬県では1人の死亡と36人の感染が確認されています。
ワクチン接種についは、栃木市は、20日から65歳以上を対象にした5472人分の第2回ワクチン接種の予約受付を実施しましたが21日午後2時すぎに受付を終了したと発表しました。
第3回の予約受付は、6月16日の9時から電話とインターネットで実施するとしています。