今季ヘルタ・ベルリンにてリーグ戦27試合に出場し、7得点、6アシスト、kicker採点平均3.46をマーク。攻撃の主軸を担うマテウス・クーニャは、木曜日に契約を2024年から更に1年延長したことが発表されたものの、それでも21歳のブラジル人ストライカーの今後については不透明となったままだ。

 すでに今冬の時点で、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドが獲得を目指していたことが伝えられており、ヘルタではその華麗なプレーと時折エゴも垣間見せる若きFWについては、獲得時の2倍近く(1800万ユーロ)を提示されるならば、おそらくは売却に応じることになるだろう。

 その一方でフリードリヒSDは、昨日に現役引退を発表したケディラと火曜に話合いをした事を明かし、「未来について話したかったのだが、そうならなかった。サミが自身の計画を正直に話してくれたから。それを私はリスペクトし受け入れる」とコメント。「困難な時期に残留へ大きく寄与してくれた。初日から選手たちに声をかけ、彼らも耳を傾けた。彼がいてくれてよかったよ」と語った。

ドルシュに関心、ヴァイザー復帰も模索?
 
 なお今夏にはドイツ語圏からの補強を視野に入れたいと考えているヘルタでは、kickerが得た情報によると昨夏にハイデンハイムからKAAヘントに移籍した、ドイツU21代表ニクラス・ドルシュを検討している模様。ヘントとの契約は2024年まで。

 またかつてダルダイ監督の下で飛躍を遂げたミッチェル・ヴァイザーについても、レヴァークーゼンより復帰に向けて話し合いを行なっているようだ。同選手は今季わずか5試合の出場にとどまっており、1得点、1アシストの成績となっている。