お笑いコンビ・平成ノブシコブシ徳井健太が、テレビ朝日の平日深夜バラエティゾーン「バラバラ大作戦」(毎週月曜〜毎週木曜25:56〜26:56、毎週金曜26:20〜27:00)の魅力を語り、天才だと思う芸人を挙げた。

徳井健太=テレビ朝日提供


昨年10月にスタートした「バラバラ大作戦」では、豪華出演者×若手プロデューサー&ディレクターがタッグを組み、20分枠のバラエティを計14本放送。このたび、芸人愛あふれる独特のセンスで脚光を浴びる徳井が、忖度なしで番組について語った。

――「バラバラ大作戦」の試みについて。

これまでも20分番組というのはなくはなかったんでしょうけど、「バラバラ大作戦」は全番組、すげぇとがってるじゃないですか! “若さ”が出ていて、視聴率よりも「面白いことをやりたい」というディレクターと出演者の考えを混ぜ合わせて作っているんだなと感じるので、頑張ってほしいなと素直に思いますね。

制作費も少なそうで、だいたい会議室とか駐車場とかで撮ってますけど(笑)、視聴者の方ってセットが豪華かどうかなんて気にしていないですよね。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(NTV)も最初は何もないところからスタートしたって聞きますし、逆に初めから何もかも与えられるより、スタッフさんと作り上げていくのは芸人にとってすごいラッキーなことなんじゃないかな。

――「バラバラ大選挙」という投票企画で初代グランプリとなった2番組はご褒美特番を放送し、枠昇格も果たしたが。

どんどんのし上がっていきたい人には、うれしいご褒美ですね。『NEWニューヨーク』(毎週木曜25:56〜)なんかはいろいろな企画にチャレンジしたいだろうから、上がっていきたいところだよね!

――“こんな番組があったらいいな”と思う企画は。

僕は『会心の1ゲー』(毎週木曜26:36〜)のMCをやっている森田哲矢(さらば青春の光)って天才だと思っているんです。大喜利もできるし、ネタも作るし、ツッコミもやるし、負け芸もやるし、イジラレも返せるし……優秀なコンビ芸人2人を足しちゃったみたいな、2人分の仕事ができちゃう人。数年後には今の麒麟・川島(明)さんみたいになると思うんですよ。だから、『会心の1ゲー』もいいですけど、森田の才能が世間に見つかっちゃうような番組ができたら個人的にうれしいです。