W杯後の引退を表明したジダン。中国関係者は自信をみせるが

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 ワールドカップドイツ大会を最後に現役からの引退を表明しているフランス代表MFジネディーヌ・ジダンに現役続行の可能性が出てきた。

 29日付のスペイン紙‘マルカ’によると、ジダンの元には現在、中国の2クラブ(北京国安と長春亜泰)からオファーが届いているとのこと。中でも北京国安は、横浜Fマリノスでも監督を務めたハビエル・アスカルゴルタ氏をテクニカルディレクターに招聘し、さらに世界的知名度の高いジダンの獲得を目論んでいるということだ。

 その北京国安側の代理人は地元ラジオでジダンの現役続行の可能性について「ありえる話」と断言し「ジダンは新たな選手生活を中国で送りたいとの希望がある」と、獲得に対する自信を覗かせている。

 これまで中国リーグでは、上海申花でデビューしたばかりの元ドイツ代表FWカルステン・ヤンカーを始め、元イングランド代表MFポール・ガスコイン、元ウルグアイ代表FWルベン・ソサがプレーした。ジダンはこの移籍が実現すれば中国リーグでプレーする4人目の世界的プレイヤーとなる。