【MLB】大谷翔平、二刀流をヤンキース新旧エースが絶賛 251勝左腕「他に誰がこれをできる?」
大谷についてCC・サバシア氏「いつも笑われたが…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投打に実力を見せて米国でも大きな注目を集めている。4日(日本時間5日)には、メジャーで118年ぶりとなる「2番・投手」で出場。打っては137メートル弾、投げては渡米後最速タイとなる101.1マイル(約162.7キロ)を計測した。現役メジャーリーガーからも驚きの声が上がる中、MLB通算251勝を誇る元投手も「他に誰がこれをできる?」などと語っている。
大谷の存在は、米球界に大きな衝撃を与えている。4日(同5日)のホワイトソックス戦には「2番・投手」の“リアル二刀流”で出場。打っては第1打席、右腕シーズが高めに投じた97マイル(約156キロ)を強振し、130メートルを超える大きな一発を放った。投げても160キロを超える直球に落差の大きいスプリットを投じ、二刀流の能力を見せつけた。
この活躍に、ヤンキースのエース右腕ゲリット・コールは「俺はとてつもない才能を持つショウヘイ・オオタニの大ファンだ」などと語っていたが、ヤンキースやインディアンスなどで活躍したCC・サバシア氏も驚きを口にしているようだ。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「CC・サバシア、ショウヘイ・オオタニは『これまで見た中で最高の野球選手』」との見出しで記事を掲載。サバシア氏がホストを務めるポッドキャスト番組「R2C2」で大谷について語った内容を伝えている。
「私が『彼は私が人生で見てきた中で最高の野球選手だ』と言うといつも笑われたが、これを言い続ける」と話したというサバシア氏。「からかっているのか? ヤツは凄まじい飛距離の打球を飛ばして、マウンドからは時速99マイル(約159キロ)のボールを投げる。他に誰がこれをできる? 他に誰がやっている? 彼以外にメジャーリーグのレベルでそれをやっている者はいない」と舌を巻いたという。(THE ANSWER編集部)