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AIを利活用したサービスによる社会課題の解決に取り組むエクサウィザーズは、 アフラック生命保険株式会社と業務提携を締結した。
また、 アフラック・イノベーション・パートナーズ合同会社を通じて、 Aflac Ventures LLCを引受先とした第三者割当増資を実施、 Aflac Ventures LLCとほか1社から合計10億円の資金調達を実施したことを発表した。

●アフラック生命の事業アセットとエクサウィザーズのAI・DXノウハウを相互活用
エクサウィザーズは「AIを用いた社会課題解決を通じて、 幸せな社会を実現する」というミッションのもと、 企業の各部門や全社課題の解決にAIを利活用して取り組みながら、個社の課題から見つけた業界課題や社会全体の課題を解決するために、介護・医療・HR・ロボット・金融・カメラなどさまざまな領域でAIプロダクトの開発と実用化に取り組んできた。
今回の業務提携では、 アフラック生命独自のデジタルトランスフォーメーション戦略「DX@Aflac」の強化を目的に、アフラック生命の保険領域における豊富なデータや顧客基盤等の事業アセットと、エクサウィザーズのデジタル領域における技術力・事業開発力・人材育成ノウハウを相互に活かすことで、保険領域のDXおよび両社共同による新規事業の創出やサービス開発に取り組むという。
エクサウィザーズはこれまで多くの企業のAI導入やDX推進の実績がある。DX推進をリードする人材開発支援にも注力しており、アフラック生命が目指すデータドリブン文化の全社拡大の支援も実施。エクサウィザーズが提供する法人向けDX人材育成アセスメントツール「HR君 DIA」を活用し、アフラック生命の全国の部署からデータアンバサダーを公募してデータ分析研修や実践フォローなど、育成支援をしてきた。その他にもビジネス課題を解決するユースケースの実行支援などを通じて、アフラック生命の全社DX支援にも取り組んできた。
今後もアフラック生命の全社DXを推進するために、2021年はさらに多くのデータアンバサダー育成支援を通じてDXの文化醸成とDXを推進する人材育成に取り組んでいくほか、 広範囲のビジネス課題解決を目指したデータ解析・AI予測モデルの開発、 保険領域における新たなサービスの共同開発を目指す。

●アフラック生命との業務提携

1.アフラック生命独自のDX戦略「DX@Aflac」の強化:
アフラック生命の全社DXを推進するために、 データアンバサダー育成、 AIを利活用した営業活動支援、広範囲のビジネス課題解決を目指したデータ解析・AI予測モデルの開発などを通じて、デジタルテクノロジー活用によるお客様にとって価値のある商品・サービスの提供を実現する。

2.新領域の開拓:
アフラック生命が目指す業界を超えた企業連携による商品開発や事業活動、エクサウィザーズが目指すAIによる社会課題解決を実現するために、 両社の強みを組み合わせ、 新規共同事業の開発を推進していく。

●Aflac Ventures LLCからの出資概要
出資主体:アフラック・ベンチャーズ(親会社:アフラック・インコーポレーテッド、 本社:米ノースカロライナ州、 設立:2016年9月、 代表:ナディーム・カーン氏)
出資額:500百万円

●両社のコメント
エクサウィザーズ 代表取締役社長 石山洸氏とアフラック・イノベーション・パートナーズ 代表マネージングディレクター 島田智行氏のコメントは次の通り。


エクサウィザーズ 石山洸氏:

エクサウィザーズはAIを用いた社会課題解決を目指し、さまざまな企業のAI導入やDX推進を支援しながら、社会全体に普及するようなAIサービスの開発に取り組んでいます。このたびのアフラック生命およびAflac Ventures LLCとのパートナーシップにより、こうした事業展開のスピードをさらに早め、社会課題解決に向けて一層注力いたします。またエクサウィザーズの技術力や事業開発力を活かすことで「DX@Aflac」の支援に取り組み、企業や社会のデジタルテクノロジー活用を推進してまいります。


アフラック・イノベーション・パートナーズ 島田智行氏:

AIを活用して社会課題の解決に取り組まれているエクサウィザーズ様にこの度Aflac Ventures LLCが出資させていただけることを光栄に思います。超高齢化社会の到来にあたり、人手不足や介護の問題に対するデジタルテクノロジーの活用を進めるエクサウィザーズ様への期待は、今後益々大きくなると感じています。アフラック生命は、進化するデジタルテクノロジーを積極的に活用しながらさまざまな変革を実現する独自のDX戦略「DX@Aflac」に取り組んでいます。当社は今回の出資により、エクサウィザーズ様とのパートナーシップを通じ、アフラックグループによるお客様にとって価値のある商品・サービスの提供を目指してまいります。


(ロボスタ編集部)