リラックスしたムードで練習を行う (C)EFE
 欧州チャンピオンズリーグ決勝が17日、パリのスタッド・ドゥ・フランスで行われる。

 バルセロナのフランク・ライカールト監督は、この決戦に向け22人のメンバーを招集。16日の試合前日練習ではミニゲームなどを行い、軽めの調整で大一番に備えた。先週末の国内リーグを欠場し休養をとったロナウジーニョやエトー、デコなどの主力選手は万全のコンディションでこの試合を迎えるが、ライカールト監督にとって唯一の懸念はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシーのケガの回復具合だ。

 メッシーは3月7日のチェルシー戦で負傷退場して以来、2ヶ月以上も実戦から遠ざかっており、この前日練習にはチームメイトと同じメニューをこなしたものの、先発出場は難しいと思われる。それにより、ロナウジーニョとエトーと組むもう一人のFWは、フランス人のジュリが務めることとなりそうだ。

 一方、ここまで10戦連続無失点でCL記録を樹立したアーセナルは、その立役者のDFセンデロスの出場が微妙な状況だ。センデロスが欠場の場合は、ソル・キャンベルが代役を務めることになるだろう。

 CL2度目の優勝を狙うバルサと初優勝を狙うアーセナルの戦いは、17日の20時45分(日本時間18日の3時45分)にキックオフとなる。


以下、バルサの予想スタメン

GK:ビクトル・バルデス
DF:オレゲール、マルケス、プジョール、ジオ
MF:エジミウソン、デコ、イニエスタ
FW:ジュリ、エトー、ロナウジーニョ