シェフチェンコ獲得へ意欲をみせるモウリーニョ監督

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 チェルシーは、ACミランのFWアンドリー・シェフチェンコ獲得に全力を尽くす態勢に入った。ジョゼ・モウリーニョ監督は「ビッグタレントが欲しい。シェフチェンコ、それにもう1人必要だ」と語っている。

 チェルシーの最高経営責任者ピーター・ケニオンも、シェフチェンコを「チェルシーが好むタイプの選手」と言うが、一方で獲得が困難を極めると冷静に分析している。

「夏の移籍マーケットでは多くの困難が待ち受けている。彼の加入は50パーセントの確率。どうなるかはまだわからない」

 ただし、当のシェフチェンコは「家庭の都合」でミラン退団を考えている、と先週の記者会見で語っている。チェルシーは、すでに2年前からミランのエースに興味を示し、同クラブとも話し合いの場が持たれた。

 相思相愛の関係になりそうな両者だが、移籍の障害となるのは、シェフチェンコの契約期間だ。ミランとの契約はまだ数年残っている。ただし、金銭的な条件面で折り合いがつけば、最終的に移籍が実現する可能性もある。近日中にバイエルンのMFミヒャエル・バラック入団を発表するというチェルシーは、今夏も大型補強を敢行する。