1月27日から発売がスタートしたマクドナルドの「チキンタツタ」。毎年どんな味が出るのか楽しみにしている方も多いだろう。

今年は「迷うって、青春だ。」をテーマに、青春漫画の「タッチ」とコラボレーション。「チキンタツタ」に加え、新商品「チキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル」が登場する。

「タッチ」のヒロイン・南ちゃんが「チキンタツタ」「瀬戸内レモンタルタル」のどちらにしようか迷う内容の、歌手の岩崎良美さんによる「タッチ」の替え歌「タツタ」CMでニヤリとした方もいるのではないだろうか。

今年も待ってました! マクドナルド「チキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル」


南ちゃんのようにどちらにするか迷いたいところだが、今回は新商品「瀬戸内レモンタルタル」と「ひとくちタツタ」を実食しよう。



「瀬戸内レモンタルタル」「ひとくちタツタ」ともに、パッケージにタッチのイラストが入っている。「タツタ」のロゴもタッチ風で、ファンなら思わずうれしくなってしまう。

「瀬戸内レモンタルタル」(左)、「ひとくちタツタ」(右)


○圧倒的な爽やかさ「瀬戸内レモンタルタル」



「瀬戸内レモンタルタル」(税込420円/459kcal)は、箱を開ける前からフワッとレモンの爽やかな香りが。パッケージには南ちゃんとカッちゃんが描かれている。なお「チキンタツタ」にはタッちゃんのデザインだそう。この違いも心憎い。



パッケージを開けると、チキンタツタらしいモコっとしたお馴染みの形のバンズが。



パッケージの裏には「迷うって、青春だ。」というメッセージ。購入時も迷ったが、おそらくこの後「チキンタツタ」も我慢できずに食べてしまいそう……。



バンズを外すとタルタルソースが。瀬戸内レモンをミンチにし、卵や玉ねぎ、ピクルスを合わせているそう。大きめの粒に期待感が上がる。



そしてチキンタツタに欠かせない、生姜醤油風味のチキンパティと、バンズから溢れんばかりのキャベツ、キャベツの下にはチキンタツタと同じクリーミーでちょっと辛みのあるソースが入っている。

それでは、いざ実食。チキンタツタとタルタルソースという「チキン南蛮」に近い組み合わせ、間違いなく美味しいはずだ。

断面図。タルタルソースは具材が粗めで食べ応えがある


チキンタツタというと、サクッと香ばしいチキンパティと、クリーミーなコクのあるソースが特徴だが、「瀬戸内レモンタルタル」はまったりとしたタルタルソースと爽やかなレモンの風味により、がっつりした食べ応えとさっぱり感が両立している。

ちょっとスパイシーな生姜醤油のチキンパティとタルタルの相性は想像以上にベストマッチ。まろやかな酸味のタルタルの中には、プリっとした卵に爽やかな玉ねぎ、ちょっと酸っぱいピクルスが。粗目の具材がゴロっと入った、食べ応えのあるタルタルだ。

そして忘れてはならないのは、チキンタツタには欠かせない、ふんわりした独自のバンズとキャベツ。タツタ・タルタル・クリーミーなソースと、ともすれば重くなりそうな具材だが、フワッとしたバンズとシャキシャキで甘いキャベツ、そしてレモンの酸味でペロッと軽く食べられた。

チキンタツタ好きの方はもちろん、タルタルソースやチキン南蛮が好きな方は、ぜひ食べてほしい一品だ。

○タツタだけ食べたい夢をかなえてくれる「ひとくちタツタ」

そしてもうひとつのコラボ商品が「ひとくちタツタ」(税込200円/139kcal)。



「ひとくちタツタ」は、チキンの竜田揚げを文字通りひとくちサイズにしたもの。「チキンマックナゲット」よりも、小ぶりで丸いサイズ感だ。



いつもバンズとキャベツと一緒に食べているタツタだが、単品で食べるとこんなにクリスピーなのか! と驚く食感。そしてさっぱりと香ばしい生姜醤油味は、マクドナルドのホットスナックでは新鮮な味わいだ。

なお「チキンマックナゲット」と異なりソースは付属せず、単品でもしっかり味が付いて美味しく仕上げられている。ただひとつだけ欲を言わせてもらうと、こってりしたチキンタツタのソースやタルタルをディップして味変しながら食べてもみたい。カロリーのことはさておき、そんな欲深い食べ方もしてみたくなる美味しさだった。

マクドナルドの提案する「青春の味」、「瀬戸内レモンタルタル」は香ばしくて爽やかな一品だった。あなたは定番の「チキンタツタ」、ニューフェイスの「瀬戸内レモンタルタル」、どちらを選ぶ?