欧州初タイトルへ意欲をみせるエトー
 欧州CL(チャンピオンズリーグ)決勝を1週間後に控え、バルセロナのFWサミュエル・エトーが欧州初タイトルへ意欲をみせた。

 今季リーガエスパニョーラでは25ゴールをマークし(11日現在)、得点王を走るエトーは「これまでもすべてはゴールという結果で自分の役割を果たしてきた。パリでの決勝はその集大成だ。生涯最高のゴールをパリで決めたい」と、決勝戦でのゴールを誓った。

 またエトーは、対戦相手のアーセナルがここまでCL10戦連続無失点で勝ち上がってきたことにも「何も心配する必要はない」と言う。「相手が鉄壁の守備を誇るなら、バルサは最強の攻撃力を誇るチームだ。その証拠に僕らは今大会でもっとも多くのゴールを決めてきている。たとえ僕のシュートがレーマンにことごとく防がれても、バルサにはロナウジーニョ、ジュリ、ラーションがいる」。

 最後にエトーは、警戒すべき選手としてアンリを挙げ「彼はアーセナルの中で最も決定力のある選手だからね。でもサッカーは1人だけじゃ勝てないもの。セスクやレジェス、ピレスなどにも注意を払う必要がある」と語っている。