チャールトン戦をボイコットしたファン・ニステルローイ(左)
 マンチェスター・ユナイテッドのFWルート・ファン・ニステルローイがプレミアリーグ最終節のチャールトン戦をボイコットした。そもそも、ファン・ニステルローイはカーリング・カップの決勝戦で先発を外れてからエースストライカーとしての立場が微妙になっており、この日もスタメン出場が疑問視されていた。

 さらに、1日のミドルスブラ戦でPKを外したファン・ニステルローイに対し、アレックス・ファーガソン監督は批判的な態度をみせていたという。

 そして、実際チャールトン戦に先発したのは、ルイス・サハとイタリア人若手FWジュゼッペ・ロッシだった。

 マンUは次のように声明を発表している。

「ファン・ニステルローイは家に帰ってしまった。これ以上、彼についてコメントすることはできない。我々は今日の試合に集中しなければならない」

 エースとして君臨し続けたファン・ニステルローイは、今シーズン終盤から増えたベンチスタートに納得することができなかったようだ。試合をボイコットしたオランダ人FWが、今シーズン限りでマンUのユニホームを脱ぐのは確実と言えるだろう。