スペイン代表のルイス・アラゴネス監督は6日、ワールドカップメンバー候補27名について会見を行い、その中でペルニアを選出しなかった理由について言及した。

「ペルニアを呼ぶことはもちろん考えたが、(スペイン)国籍の取得が遅すぎた。もっと早く取得していれば彼を招集するチャンスもあったが、今彼を呼べば、これまでスペイン代表のために戦ってきた他の選手に対して敬意を欠くことになる」と同監督。

また、ヘタフェのシュスター監督の発言に対しては「何も言うことはない」とかわしながらも「ペルニアの落選について賛否両論あるのは当然のこと。だが、デル・オルノについて私が真っ先に思い出すことは、親善試合のイングランド戦で決めた決勝ゴールだ」とデル・オルノ招集の正当性を主張した。

最後に同監督は「最終決定のリスト発表までにはまだ時間がある。この27名の大部分がワールドカップメンバーになることに違いはないが、今回選ばれていない選手が最終リストに入る可能性も残されている」と会見を締めた。