京都にある「和風ヴェネツィア」の風情がすごすぎる 湾上に並ぶ舟屋と美しい海に国内外から反響
コロナ禍にあって、海外旅行にはすっかり出かけづらくなってしまった。その代わり、国内にもこんな良いところがある、という見直しが盛んに行われているようだ。
たとえば、2020年11月11日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題になっている。
『京都 伊根町』
— 前山 (@xxakaxxv) November 11, 2020
和風ヴェネツィア。 pic.twitter.com/OeooIPUDw2
写真には、なんとも美しい海辺に、風情ある、ひなびた町並みが佇んでいる。添えられたコメントによると、ここは、京都府の北部、日本海に面した丹後半島の北東部に位置する伊根町(いねちょう)。
まさに絶景と言える光景だ。伊根湾の周りに立ち並ぶ「舟屋」の町並みは、重要伝統的建造物群保存地区として選定され、国内外に知られている。「和風ヴェネツィア」とも称されているほどだ。
Jタウンネット編集部は、投稿者の前山(@xxakaxxv)さんの話を聞いた。
「まず感じたのは海の美しさ」
前山(@xxakaxxv)さんのツイートより
投稿者の前山さんが、この写真を撮影したのは、いつだったのだろう?
「撮影は8月の末に行いました。 場所は、伊根町の舟屋になります。 以前より、この海と生活が密接に関わり共生している、伊根の街並みを写真におさめたいと考えていて、偶然同じように訪問したいと言っていた写真仲間と、撮影に足を運んだ際の写真です」
「美しい景色の感動を写真で伝えたい」をテーマに、関西で風景をメインに撮影活動を続けている前山さんは、以前から伊根町を撮影したいと考えていたそうだ。
前山(@xxakaxxv)さんのツイートより
実際に伊根町を訪れ、「舟屋」の町並みを見た感想はどうだったのだろう?
「まず感じたのは海の美しさです。写真を通じていろいろな場所に足を運びますが、本当に海の水が綺麗で感動したのを覚えています。日の光の差し方によって、青色や深い緑色に移り変わる海に魅了されました。さらに実際にそこで生活する方たちとお話ししたり、見学させていただいて、古くから続く海と生きる生活について、思いを馳せる時間になりました」
日本各地を撮影して歩いている前山さんにとっても、衝撃的な海の美しさだったようだ。
前山(@xxakaxxv)さんのツイートより
ツイッターにはこんな声寄せられている。
「確かに、本場に負けず劣らず、素晴らしい光景です」「それにしても、海の色合いが美しいですね」「すごい綺麗!!!!」「舟屋 干物 海の色 いつまでも残っていて欲しい風景! 素敵なお写真ありがとうございます」
前山(@xxakaxxv)さんのツイートより
前山さんにとって、今回の写真に寄せられたツイッターの反応はどうだったのだろうか?
「普段より日本各地の美しい景観を写真におさめて皆さんに発信していますが、とくに今回は足を運んでみたい! と言ってもらえることが多くありました。 海外の人たちからは、DMなどでも『今はコロナで行けないけど絶対にいつか日本のこの場所に行きたいです!』『旅行気分を味わいたいから待ち受けで使っても良いか』など、コメントをいただけました」
何よりも「自分の住んでいる日本の魅力を伝えることができて嬉しかった」と語った。