あと少しなのになぜそこが終点?「ムカつく電車の行き先」はどこか
駅で列車を待っていて、来た列車の行き先にムカついたこと、それに関する投稿がTwitterで多く集まっています。なぜあと少し行かないのか、なぜそこが終点なのか、阪急電鉄の公式Twitterが理由を説明しました。
あと1駅 あと2駅…
Twitterで、しばしば話題になる「#ムカつく電車の行き先選手権」。2020年11月9日(月)の17時時点でも、過去1時間のツイート数が3720件と、多くの投稿が行われていました。
投稿された「ムカつく電車の行先」で特に目立ったのは、「あとちょっと、なぜ行かない?」パターンです。
御堂筋線の30000系電車(画像:photolibrary)。
「山手線の大崎行き、あと1駅、品川まで行ってくれ……」
「御堂筋線の中津行き、あと2駅、新大阪まで行ってくれ……」
……などです。御堂筋線は、漫才コンビ「中川家」による「中津止まり」のネタを引き合いに出す声も多く見られたほか、「せめて江坂」という声もありました。
このほか多かった「ムカつく電車の行き先」
このほか、以下の駅などが「#ムカつく電車の行き先選手権」で投稿されています。
南浦和(JR東日本 京浜東北線):浦和まであと1駅。
東十条(JR東日本 京浜東北線):赤羽まであと1駅。
蒲田(JR東日本 京浜東北線):川崎まであと1駅。
東神奈川(JR東日本 横浜線):横浜まであと1駅。
豊田(JR東日本 中央線):八王子まであと1駅。
天神橋筋六丁目(大阪メトロ 堺筋線):淡路まであと2駅。
違った意味での「ムカつく電車の行き先」ですが、寝過ごしたら大変なことになる「河口湖(富士急行線)」も挙げられていました。
こうしたTwitterでの動きに対し、阪急電鉄は公式Twitterで11月6日(金)、「皆様をムカつかせてしまって申し訳ございません…。」と投稿。あわせて「なぜ途中までしか行かない列車ができるのか」について、「大抵、車庫がある駅、留置線がある駅、折り返し設備がある駅などの行先」と説明する過去のツイートを紹介しています。
ちなみに、埼玉県民が長かった筆者(恵 知仁:鉄道ライター)は、南浦和駅と、武蔵野線の東所沢駅がピンとくるところです。