2年連続18度目の優勝
 リーガエスパニョーラ第36節が開催された3日、アウェーでセルタと対戦したバルセロナは1−0での勝利を収め、同クラブ史上18度目のリーガ制覇を果たした。

 バルサの試合より1時間前にキックオフされていたバレンシア対マジョルカ戦でバレンシアが敗戦を喫したことにより、バルサの優勝はハーフタイムに決定したものの後半10分には得点王を狙うエトーがセルタゴールを破って先制ゴール。結局、これが決勝弾となりチームの連覇に花を添える結果となった。

 試合後、バルサのフランク・ライカールト監督は「2年連続でこの重要なタイトルを獲得でき非常に嬉しく思う。チームのフロント、選手たち、サポーターのすべてがこのタイトル獲得に相応しい」と喜びを表した。

 また、バルサ加入後3シーズンで2度目のリーガ制覇となったロナウジーニョは「僕はこのクラブに歴史を作るためにやってきた。そして(レアル・マドリーから)バルサ時代への転換期に自分も参加できたことを誇りに思う。これからもバルサのタイトル獲得に貢献していきたい」と笑顔でコメント。そして「次の目標は5月17日のチャンピオンズ決勝。バルサが今までやってきたように戦えば目標は果たせるはずだ」と、自身初の欧州タイトル獲得に自信をのぞかせた。