写真展「オードリー・ヘプバーンとその時代の女優達」を開催【Art Gallery M84】

写真拡大 (全2枚)

Art Gallery M84は、2020年11月30日(月)より写真展「オードリー・ヘプバーンとその時代の女優達」を開催する。今回の作品展は、Art Gallery M84の第103回目の展示として実施する企画展だ。

■ゼラチン・シルバー・プリントで約30点を展示
世界中から愛された女優、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)。スクリーンでの愛らしく、聡明で、気品あふれる姿は‘永遠の妖精’と言われ多くの映画ファンを魅了し、今でも絶大な人気を誇っています。今回は、オードリーの「麗しのサブリナ」や「パリの恋人」など映画のワンシーンとその時代にスターだった女優達のポートレートも一緒に、全てゼラチン・シルバー・プリントで約30点を展示します。今もなお私達に夢と希望を与え続けてくれるオードリーやその時代の女優達の魅力をご覧頂けたらと思います。
Art Gallery M84オーナー 橋本正則
※その時代の女優達(エヴァ・ガードナー、ブリジット・バルドー、エリザベス・テイラー、グレース・ケリー、イングリッド・バーグマン、マリリン・モンローを予定)

◯オードリー・ヘプバーン:1929年5月4日生まれ〜1993年1月20日死没
1951年のブロードウェイ舞台作品「ジジ」で主役を演じ、1953年には「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞を獲得した。その後も「麗しのサブリナ(1954年)」「尼僧物語(1959年)」「ティファニーで朝食を(1961年)」「シャレード(1963年)」「マイ・フェア・レディ(1964年)」「暗くなるまで待って(1967年)」などの人気作、話題作に出演している。映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞し、舞台作品では1954年のブロードウェイ舞台作品である「オンディーヌ」でトニー賞を受賞している。オードリーの成功は、彼女の才能ももちろんあったでしょうが、ナチス・ドイツ占領下の少女時代に、草やチューリップを食べて飢えをしのぎ、生涯その辛さを忘れず、無我夢中で働き、人の好意にあぐらをかかず、目をかけてもらうだけでもありがたい事だと感謝して、セットには時間厳守、絶対遅刻せず、セリフは完璧に覚え、スタッフへの礼儀と尊敬を持ち続けていたと言われている事からも感じ取れます。

◯エヴァ・ガードナー:1922年12月24日生まれ〜1990年1月25日死没
1951年のミュージカル「ショウ・ボート」で、強烈な存在感を残し一気にブレイク。この女優を神秘的な高みにまでもちあげた名作が、1954年の「裸足の伯爵夫人」である。ほとんど黒と言っていい濃いブルネットの髪鋭い切れ長の大きな瞼に深いグリーンの瞳、女性にはめずらしく割れ目がくっきりと刻まれたあご、そして豹のようにしなやかで獰猛な美しい肉体の動き。その強烈で野性的な魅惑によって誇り高く奔放な美しい野獣にたとえられたハリウッドのスター。

◯ブリジット・バルドー:1934年9月28日生まれ〜
アイコニックなキャットアイメイクとぽってりとした唇、そして媚びない色気で一斉を風靡したフランス・パリ出身の女優、ブリジット・バルドー。「素晴らしき遺産(1952年)」でフィルムデビューして以来、半世紀以上にわたって世界の女性たちの永遠の憧れであり続けている。21年の女優人生の中で47本もの映画に出演し、「世界的人気女優」というステータスを確立したにも関わらず、バルドーは39歳のときに女優としてのキャリアをあっさりと捨てる。その後は、声を上げられない動物たちの代弁者として活動することを決意、動物愛護活動に専念し、2018年にはその活動を綴った書籍を出版した。現在も、彼女は動物たちの命の尊厳を訴え続ける。動物保護活動家である。

◯エリザベス・テイラー:1932年2月27日生まれ〜2011年3月23日死没