かつての盟友は上位進出を予想したが

写真拡大

元日本代表監督で現在サッカー評論家としてテレビ、新聞などで活躍中のファルカン氏がイタリアのコントロ・カンポ紙の取材に応じドイツW杯の展望を語った。ブラジル代表時代トニーニョ・セレーゾ、ジーコ、ソクラテスとともに「黄金の中盤」を構成したメンバーの一人であるファルカン氏は「今でも彼らに会うと82年スペイン大会での決勝イタリア戦での話題にはなるよ」と当時を懐かしんでいる。

同氏は今回のドイツ大会を「イタリア代表のFWトニには要注意。彼にはゴールハンターとしての血が流れており、どのようなケースでも得点を奪う方法を知っている。彼がイタリア代表を優勝に導くキーマンだとパレイラ(ブラジル代表監督)にも伝えてある」と明かした。決勝戦予想の本命にはブラジル対イタリアを挙げた同氏だが、「スコラーリ監督率いるポルトガル、ホーム開催のドイツ、ジーコ監督率いる日本が上位進出をするのでは」と締めくくった。