移籍話が浮上したファン・ボメル(左)
 バルサのオランダ代表MFマルク・ファン・ボメル(29)が、バイエルン・ミュンヘンからのオファーを断っていたことがわかった。

 ファン・ボメルは今シーズン前にオランダのPSVアイントホーフェンからバルサに移籍。バルサとは2008年までの契約を結んでいるが、数週間前からバイエルン・ミュンヘンへの来季移籍が取りざたされていた。そのファン・ボメルが1日、チームの練習を終えると、自身の口からバルサ残留を明言した。

 ファン・ボメルは「3〜4週間前にバイエルンが僕の移籍交渉のためバルサと会合を持ったのは事実だが、バルサ側と僕の答えはまったく同じ『NO』だった。僕は来季もバルサで続けていきたかったから」と説明。また「バルサにいる限り、ひとつでも多くのタイトルを狙っていきたい。今季のリーグ優勝は次のセルタ戦(3日の第36節)で決めたいね。そしてこれからもバルサのタイトル獲得に貢献していきたいと思う」とコメントしている。