柿の種といえば、醤油味で、ピリリと辛い。あの辛さが、なぜかクセになる。ビールのつまみに最高だが、子供たちにもけっこう人気があるという。

そんな柿の種に関して、2020年10月14日、次のような写真付きのツイートが投稿され、大きな注目を集めている。投稿された写真を見ると......。

写真左のパッケージは、おなじみの亀田製菓の「柿の種」のようだ。その上には、細長い物体が......。見慣れた柿の種とは明らかに違う形状だ。

「中1男子がおうちでおやつに柿の種を食べていたら、通常の3倍の長さの『超柿の種』が出てきたと写真を撮ってきてくれました」

というコメントが添えられている。

写真右には、通常の柿の種が縦に3個並べてある。確かに、柿の種3個分より長い「超柿の種」だ。

このツイートは20万件を超える「いいね」が付けられ、目下拡散中だ(10月14日夕現在)。

そこでJタウンネット記者は、10月16日、投稿者のカイマサヒロ(@ilm_owl)さんと、柿の種の製造販売元である亀田製菓に取材した。

亀田製菓「コメントは難しい」


カイマサヒロ(@ilm_owl)さんのツイートより

投稿者のカイマサヒロさんは横浜市内のとある高校受験進学塾で教えているそうだ。この「超柿の種」は生徒さんが発見したもので、本人に頼まれてツイッターに写真を投稿したという。

亀田製菓様に、ご迷惑になっていなければいいのですが......と思うばかりです。弊スクールではお菓子の購買があり、そこでも柿の種など亀田製菓様のおやつを置いています。いつもありがとうございます。子どもたちとのいい思い出ができて感謝しています」(カイマサヒロさん)

次に、Jタウンネット記者は、新潟市に本社を置く亀田製菓に取材した。


カイマサヒロ(@ilm_owl)さんのツイートより

亀田製菓経営企画部の担当者に、話題となった画像について尋ねたが、「今回のことについて、コメントは難しい」として、「今後とも生産により一層力を入れてまいります」という言葉が返ってきたのみだった。

ツイッターには、次のような声が寄せられている。

「日本刀みたい」
「シャア専用柿の種」
「柿の種好きなので、ぜひ商品化して欲しいです」
「このサイズだけの柿の種を出したらそれはそれで売れそうなのが面白い」
「ここから始まる新商品!?」

人気のアニメを連想する人や、新商品の企画を期待する人もいた。

「超柿の種」から、何かおもしろいことが生まれるかもしれない、そう祈りたい。