カフーの代役として右サイドバックを務めることもあったスタム(右)
ACミランがスペイン代表でレアル・マドリー所属の右サイドバック、ミチェル・サルガド(30)の獲得に乗り出した。ミランは過去にも2度にわたってサルガドの獲得を試み、それらの機会にはいずれもサルガドの「レアル残留希望」の返答によって流れている。しかし来季に向けての補強では、全力でこの移籍を成立させるつもりでいる。

現ミランの同ポジションはブラジル代表のカフーがレギュラーを務めるが、そのカフーも今季は故障がちのシーズンを送り、本職ではないスタムなどがその代役を務めてきた。また、一方のサルガドも、冬の移籍期間でレアル・マドリーに加入したブラジル代表のシシーニョにレギュラーを奪われ、不本意なシーズンを送っていることから、今度のミランからのオファーには首を縦に振る可能性は十分にある。