連覇モウリーニョの衝撃発言「辞任も考えた」
 チェルシーは、29日のマンチェスター・ユナイテッド戦に勝利し、2シーズン連続、通算3度目のリーグ優勝を決めた。

 2位マンU相手に3得点の快勝で連覇を決めたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、優勝メダルをスタンドに投げ込むなど、選手やファンと優勝の喜びを分かち合った。

「素晴らしい優勝だ。イングランドで2年連続、ポルト時代も含めれば4年連続のタイトル獲得になる。優勝確実と言われて戦うのは簡単ではなかったが、それでも連覇するのがこのチームの強さ。まさに最強のチームだよ。優勝メダルはみんなで勝ち取ったものだ。だからスタンドに投げたんだよ。キャッチした人はかなりラッキーだろうがね!」

 一方、モウリーニョはメディアとの関係などから、シーズン中2度も辞任を考えたと明かした。

「今季は心から楽しめなかった。2度ほど辞任も考えたよ。この国では、本来の自分でいることが許されない。サッカーに対する私のメンタリティが理解されることはないのだろう。私が変わるしかないのかもしれんが、チェルシーはもっとリスペクトされるべきだ。そうすれば私も楽しめるんだがね。だからと言って、チェルシーを去るつもりはない。来季もさらに強いチェルシーをお見せする」

 2位に勝ち点差12をつけ、見事連覇を飾ったモウリーニョ。孤高の指揮官が率いる限り、チェルシーが進化を止めることはなさそうだ。