中国には、日本語を聞き取れる民族がいる?=中国メディア
中国のポータルサイト・百度に26日、「中国には日本語が聞き取れる少数民族がおり、日本人のルーツはそこにあるかもしれない」とする記事が掲載された。
記事は、日本の歴史をさかのぼると、中国と切っても切れない関係があることに容易に気づくと紹介。「史記」に日本に渡ったと記されている徐福が、現在の日本人の起源であるという説もあるとした。
そして、「徐福伝説」以外にも日本人のルーツに関する議論は今なお盛んに繰り広げられており、ある人は中国大陸の内陸部、四川省の盆地地域に日本人のルーツがあるとし、同省涼山イ族自治州に住むイ族の文化習慣と日本人の文化習慣が非常に似ているほか、イ族の言葉の発音も日本語にそっくりであり、一部のイ族は日本語を聞き取ることさえできると主張していることを伝えた。
また、日本語が聞き取れる件については当て推量でたまたま大まかな意味を理解した可能性があるものの、イ族にも日本にも火を用いた伝統的な祭りがあること、祝祭日など特別な時にする伝統的な髪形に似ている部分があるなど、確かに類似する点は複数あるとし、仮に「日本人のルーツはイ族」という説を証明できないとしても、逆に完全否定することもできないのだとしている。
日本人のルーツに関しては、大陸から渡来したという大まかな部分では見解がおおむね一致しているようだが、具体的な過程については伝説的なものを含めて諸説さまざまだ。この先、科学がさらに進歩するに連れて、具体的なルーツに関する確かな情報が出てくるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
記事は、日本の歴史をさかのぼると、中国と切っても切れない関係があることに容易に気づくと紹介。「史記」に日本に渡ったと記されている徐福が、現在の日本人の起源であるという説もあるとした。
そして、「徐福伝説」以外にも日本人のルーツに関する議論は今なお盛んに繰り広げられており、ある人は中国大陸の内陸部、四川省の盆地地域に日本人のルーツがあるとし、同省涼山イ族自治州に住むイ族の文化習慣と日本人の文化習慣が非常に似ているほか、イ族の言葉の発音も日本語にそっくりであり、一部のイ族は日本語を聞き取ることさえできると主張していることを伝えた。
日本人のルーツに関しては、大陸から渡来したという大まかな部分では見解がおおむね一致しているようだが、具体的な過程については伝説的なものを含めて諸説さまざまだ。この先、科学がさらに進歩するに連れて、具体的なルーツに関する確かな情報が出てくるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)