次期イングランド代表監督はスコラーリに決定?

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 ドイツワールドカップ終了後に退任が決定しているイングランド代表監督スベン・ゴラン・エリクソンの後任選考が佳境に達している。イングランドサッカー協会(FA)は、候補者の1人である現ポルトガル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリにターゲットを絞ったようだ

 FA関係者はすでにポルトガル入りしており、スコラーリにイングランド代表監督就任をオファーした模様。現在は交渉の最終段階に達しているとみられている。しかし、スコラーリはポルトガルサッカー協会と“紳士協定”を結んでおり、契約が切れる7月まではイングランド代表監督として指揮を開始することはないとみられている。

 最終選考では、スティーブ・マクラーレン(ミドルスブラ)、サム・アラダイス(ボルトン)、アラン・カービッシュリー(チャールトン)、マーティン・オニール(元セルティック)などが候補に挙げられており、FAは英国国籍の監督を選ぶとみられていたが、日韓大会でブラジルを優勝に導いたその手腕を高く評価した格好となったようだ。

 母国出身監督の就任を望む声も大きかった次期イングランド代表監督のポスト。はたして、サッカー王国ブラジル出身のスコラーリは、“サッカーの母国”を率いる決断を下すのだろうか?