延長前半、先制ゴールを決めたプエルタ

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前夜のチャンピオンズリーグで決勝進出を決めたバルサに続き、UEFAカップ準決勝でスペインのセビージャがドイツのシャルケ04を1−0で下して決勝戦へ駒を進めた。

20日に行われた第1戦はスコアレスドロー。セビージャのホームスタジアム、サンチェス・ピスフアンで行われた27日の第2戦でも前後半の90分を終えて両チームに得点が生まれず、延長戦に突入した。一進一退の攻防が続くなか迎えた延長前半10分、セビージャはチーム生え抜きのMFプエルタが左足から強烈シュートを放って先制ゴール。その後はシャルケの猛攻を凌ぎきり、決勝への切符を獲得した。

試合後、セビージャの指揮官フアンデ・ラモスは、この日スタジアムを超満員に埋めたサポーターに感謝し「彼らの後押しなくしてこの勝利はなかった。最高の夜だ」と、興奮を隠せぬ様子で決勝進出を喜んだ。

今季クラブ創立100周年を迎えたセビージャは、その記念すべきシーズンに欧州大会での初のタイトル獲得に王手をかけた。UEFAカップ決勝戦は3月10日。セビージャの対戦相手は、この日ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)を下したミドルスブラ(イングランド)に決定した。