仏北部ノルマンディー地方で、傷つけられ、道路の側溝に倒れる馬を救助する消防隊員ら(2020年7月9日撮影、9月7日公開)。(c)FAMILY HANDOUT / AFP

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【AFP=時事】フランスの警察当局は7日、インターネット上に出回ったCG画像の中で馬を切断していたとみられる2人組の容疑者のうち一人を逮捕した。フランスでは最近、馬の生殖器や体の一部が切断される事件が相次いでいるが、容疑者が逮捕された例は初めて。

 2人組は8月に同国中部ヨンヌ(Yonne)県の厩舎(きゅうしゃ)を襲い、ポニー2頭を刃物で傷つけ、もう1頭の馬の脚を切断。駆けつけた厩舎の管理人にけがをさせた疑いがかけられている。拘束された男(50)は、隣国ドイツでは過去に動物を襲撃した記録があるが、フランスでは薬物絡みの前科のみとされる。

 仏憲兵隊によると、フランス全土でこれまでに約20頭の馬の耳が切り落とされる事件が発生している他、馬が生殖器を切除されたり、切りつけられたりするなどの事例計150件が発生しており、調査中。治安当局は悪魔崇拝やインターネット上のカルト的行為を動機とする複数犯の犯行とみているが、一連の事件につながりはない可能性もあるとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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