「まさか用水路にエイがおるなんて思わんやん?」

あるツイッターユーザーがそんなコメントを添えて投稿した写真が、注目を集めている。

用水路にエイ。エイとは、あの海に住んでいる魚のエイだろうか?

早速、その姿をご覧いただこう。


こんなところに...!(画像は投稿者より提供、編集部で一部トリミング)

細長い用水路の中を泳いでいるのは、紛れもなく、魚のエイである。

水族館で見ることはあれど、普段の生活で目にすることはなかなかないエイ。

それが用水路にいるとあっては、確かに「まさか」と目を疑ってしまうだろう。

Jタウンネットが31日、投稿者に話を聞いたところ、エイを見かけたのは島根県内の用水路。

近くに、島根県と鳥取県にまたがる湖、「中海(なかうみ)」があるそうだ。

中海は、淡水と海水の中間の塩分を持つ汽水の湖で、投稿者は

「エイやクロダイ、スズキといった大型魚も生息しております」

と教えてくれた。島根県のウェブサイトを確認してみると、確かに中海にはアカエイが生息しているようだ。そこから迷い込んでしまったのだろうか...?

投稿者も、用水路でエイを見たのは初めての経験だったそうで、

「用水路で何か大きいものが動いていると思って近づいてみるとアカエイでしたので、それはもうびっくりしました」

と発見したときの状況を振り返る。

この投稿は31日夕方の時点で2万3000件以上のリツイート、13万1000件以上のいいねが集まるなど、大きな話題に。見た人からは、

「えぇぇぇぇぃ!!?」
「エイは塩分濃度の変化に順応性が高いって聞いたことあるけど、まさか用水路にねぇw」
「海の近くの川なら普通に見たことあるけど用水路は初めて見た」
「よく見るとアメンボも。エイとアメンボが同じ場所に」
「......どこからここまで来たの!」

といった驚きの声が寄せられている。

なお、投稿者は

「海と繋がっているので、出られることは出られると思います」

とツイートしていた。