韓国防疫当局「コロナのピークこれから」 大流行に警戒
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は23日の記者会見で、国内の1日当たりの新型コロナウイルス感染者が3月7日(483人)以来で最多の397人となったことについて、「まだ(感染拡大は)ピークに達しておらず、しばらくは感染者が増えると予測している」と述べた上で、全国的な大流行が目前に迫った深刻な状況にあるとの認識を示した。
韓国では首都圏の教会などを中心にした感染が急速に全国に拡大している。政府は「社会的距離の確保」のレベルを最も高い第3段階に引き上げることも視野に防疫に努めている。
現行の第2段階と違い、第3段階は人々の活動が大幅に制限され、日常生活に大きな不便をもたらす。まず、10人以上の集会や集まりが禁止され、必要不可欠な公共・企業活動のみが許可される。全ての公共施設は運営を休止し、民間ではクラブやインターネットカフェなど感染リスクの高い12業種に加え、カフェや銭湯、結婚式場なども休業しなければならない。学校は登校しての授業が禁止され、休校またはオンライン授業に切り替えることになる。プロ野球、サッカーなどのスポーツ試合も中止となる。
現行の第2段階と違い、第3段階は人々の活動が大幅に制限され、日常生活に大きな不便をもたらす。まず、10人以上の集会や集まりが禁止され、必要不可欠な公共・企業活動のみが許可される。全ての公共施設は運営を休止し、民間ではクラブやインターネットカフェなど感染リスクの高い12業種に加え、カフェや銭湯、結婚式場なども休業しなければならない。学校は登校しての授業が禁止され、休校またはオンライン授業に切り替えることになる。プロ野球、サッカーなどのスポーツ試合も中止となる。