身体がダルメシアンのようなミニチュア・ダックスフンド(画像は『moo_in_miami 2020年5月17日付Instagram「No cornteen pjs here, just maaa birfffday suit.」』のスクリーンショット)

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頭部が黒と茶褐色で、身体がまるでダルメシアンのようなミニチュア・ダックスフンドがSNSで注目されている。ミニチュア・ダックスフンドは野ウサギなどの小さな獲物を狩るために改良されて誕生したと言われるが、最近は交配が複雑になり、稀な毛色を持つ種も生まれているようだ。『The Sun』『CUTETROPOLIS』などが伝えている。

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米フロリダ州マイアミに住むヴィクトリア・ホフマンさん(Victoria Hoffman、24)は、生後7か月のオスのミニチュア・ダックスフンド“ムー(Moo)”を飼っている。ムーは顔だけ見ると黒の毛に茶褐色が混じった“ブラック&タン”だが、その身体は“パイボールド(Piebald)”と呼ばれる白と黒のまだら模様をしている。ユニークなその姿は小さな牛のようにも見えるため、名前が英語の牛の鳴き声と同じ“ムー”なのも納得がいくというものである。

そんなムーは専用のInstagramを持っており、現在1万5千人以上のフォロワーを獲得している。スキンケアの会社に勤めているヴィクトリアさんは、愛犬ムーを「小さなスター」と呼んでおり、そのユニークな外見や性格について次のように明かしている。

「ムーは“ブラック&タン”の顔と、白をベースに硬くて短い黒い毛が生えた“まだら”の身体とのギャップがとてもユニークでしょう。頭と身体が全くマッチしていないの。ムーに初めて会う人は、犬用のコートかパジャマでも着ているのかと勘違いするんだけど、それが自毛だと知ってびっくりするわ。だからどこに行っても注目を浴びてしまうのよ。それがお散歩であろうと、SNSであろうとね。そして多くの人がムーと写真を撮りたがるの。」

「ムーが特別なのは、外見だけではないのよ。ムーはとてもやんちゃで、度々私を困らせるの。でも一方で、甘えん坊で可愛くて、ハグされるのが大好きな私たちの小さなアイドルなの。」

なおダックスフンドにはもともとムーのようなパイボールドの毛色を持つ種はおらず、稀な毛色は他の犬との交配によって作り出されたものという。またパイボールドの歴史は浅く、遺伝的な疾患などについてはよくわかっていないが、ムーは今のところ健康上の問題はないようだ。

ちなみに今年5月には、フィンランドに住む「尋常性白斑」という疾患を持つ黒と白のまだら模様のラブラドール・レトリバー“ブレイズ”が話題になった。ブレイズはもともと全身が黒だったが、1年前に耳に小さな白い部分が現れて、それが徐々に全身へと広がっていったそうだ。

画像は『moo_in_miami 2020年5月17日付Instagram「No cornteen pjs here, just maaa birfffday suit.」、2020年5月31日付Instagram「Happy Saturday friends!」、2020年5月29日付Instagram「Get that camera outta my face」、2020年5月22日付Instagram「How I protecc my hoomans.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)