前回優勝の川崎フロンターレ

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 Jリーグは5日、第3回臨時理事会を開催し、ルヴァンカップの大会方式変更を決議した。J2リーグ所属の松本山雅FCは不参加で、B組は3チーム総当たりで実施。グループリーグはホームアンドアウェー式から1回戦総当たり式に短縮し、プレーオフステージは廃止となった。

 ルヴァン杯は2月16日にグループリーグ開幕節を開催。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って中断に入っていた。

 グループステージの組分けは当初と同じだが、J2の松本のみ不参加。B組は仙台、浦和、C大阪の3チーム総当たりとなった。決勝トーナメントには各組1位の4チームと、2位チームの上位1チームが進出。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場している3チームは決勝トーナメントから参戦する。

 B組は試合数が少なくなるため、2位チームの進出要件に影響が生じる。そこでB組の中で松本との対戦を行っていない仙台、浦和にはグループリーグ終了後に勝ち点3を付与。その際、得失点差は0で計算するという。

 なお、選手交代は2020年臨時ルールの1試合5人以内。延長戦では6人まで交代できる。U-21世代の選手を1人以上先発させることを義務付けるルールは採用しない。

(取材・文 竹内達也)