東京事変、中止発表に「英断」「圧力?」 東京公演決行で議論呼ぶ
椎名林檎さんがボーカルを務める「東京事変」が大阪など5公演を中止する。所属事務所サイトで発表した。
新型コロナウイルス感染が拡大して大型イベントの中止が相次ぐ中、東京での公演を既に実施しており、賛否の声が寄せられていた。
チケット料金は払い戻し対応
「東京事変」の所属事務所サイトは2020年3月4日、東京事変が6日以降(21日まで)に予定していた大阪、仙台、札幌の計5公演を中止すると発表した。理由については、
「公演会場での新型コロナウイルス感染拡大防止の措置を徹底して参りました。東京公演の終了後、お伺いする予定でおりました今後の公演について、改めてメンバー全員とスタッフで考え、話し合いました。その結果、現在の国内の状況に鑑み、(以下略)」
と説明。今後については
「後日、代替えに値するような公演を行うことを目指し、メンバー、スタッフ共々鋭意努力しております」
とし、チケット料金は払い戻し対応をすることも報告している。
東京事変は大型イベントの中止が相次ぐ中、2月29日と3月1日の東京公演は予定通り実施した。2月27日のファンクラブ会員向けメールなどでは、東京公演は実施し、3月6日以降の公演については、状況を判断した上で適宜発表すると説明していた。
東京事変の公演実施の是非をめぐっては様々な意見が寄せられ、「X JAPAN」のYOSHIKIさんが1日と3日のツイッターで、東京事変の名前には触れないながら、現状でのコンサート開催について再考を求める投稿を行っていた。
東京事変の公演中止発表を受け、ツイッターでは「英断だと思う」「圧力かかったのかな?」といった感想が寄せられている。