愛用のヘッドホンを無線化!フォステクスのTM2で、ゼンハイザーHD25をワイヤレスにしてみた(世永玲生)
こんにちは!世永玲生です。新年1本目は、少しだけマニアックな情報をお届けします。
本日ご紹介するのはFOSTEX(フォステクス)の「TM2」。
好みのイヤホンに差し替え、無線化できるオーディオガジェットで、高級イヤホンユーザーの間では注目されています。
TM2はご覧の通り様々な形式のイヤホンで利用できます。付属するのはMMCXタイプのみですが、オプションケーブルで「FitEar 2pin タイプ」、「カスタムIEM 2pinタイプ」、「A2DCタイプ」等に対応してます。
このTM2、デフォルトのイヤホンも非常に評判が良く、ダイナミック型ドライバー・ユニットは独自開発。小さなサイズを感じさせない広帯域再生と迫力を実現しています。
そして、TrueWIreless Stereo Plus対応ということで、電池持ちが良いだけでなく、ワイヤレスにありがちなプチっと音が切れることも非常に少ないです。
一般的なワイヤレスイヤホンの場合、片側機器がスマホや音楽プレイヤーからデータを受信後、もう片方に送信をするという形をとっているのですが、TrueWIreless Stereo Plusの場合は左右へ同時にそれぞれの音声を送ります。そのため、左右でのバッテリー消費にばらつきがなく、データを半分ずつ両方へと送ることから、片方に負荷がかかりすぎて「プチっ」といくことが減るわけです。
そしてTM2は防水性能等級IPX5規格対応。日常の生活での防水もばっちりです。
えっ? イヤホンだけでなくヘッドホンもいけるの? と驚きの方もいるでしょうが、実は古くからの友人がハイエンドヘッドホンのリケーブル業界で、知る人ぞ知る気難し系クラフトメーカーE4UAの中の人なわけです。
E4UAでは各種高級ヘッドホン用のリケーブル開発に加え、実験的にTM2のアダプター等も開発しています。
そんなわけで、今回はE4UAの「SENNHEISER HD25シリーズ用ワイヤレス化プラグアダプタ Fostex TM2専用」を発注してみました。
サイトによれば、
とのことで、これなら3万弱するTM2でも紛失の心配をせずに安心してワイヤレス化できそうです。
そして、待つこと数週間。来ました!
ということで。TM2ともども早速開封。
ご覧のようにデフォルトのイヤホンをセットした状態で収められるバッテリー充電ボックスとなっています。
さて、まずはヘッドホンからケーブルやアダプター等をすべて外します。
そして、届いたこの専用アダプターをカチり。
こんな感じでハマります。
そして、TM2側のイヤホンを外し。
ヘッドホンに装着します。かなりカチっと気持ちよくハマり、聞いている最中に脱落することはほぼなさそうです。
ということで完成しました! むちゃくちゃシンプルで軽量なワイヤレスヘッドホンの完成です!
当然ですが音質は普段使っているHD25と変わらず。まっすぐ正直な感じで、最も僕好みのやつ。
軽量で華奢な見た目なHD25ですが、本体はとても丈夫で、僕は2個購入し、パーツを入れ替えながら20年以上使っています。流石に有線の不便さから最近は使用頻度が下がってきていたのですが......。
今回の組み合わせにより、タッチセンサー対応の最新型のワイヤレスヘッドホンとして生まれ変わりました!
スマホアプリと連動させることで、Landscape Sound モード(外音取り込み機能)が利用可能になります。音楽を聞きながら外の音も聴き取れるように。
これであと5年10年は付き合えるな! と大満足でした。
なお、この「SENNHEISER HD25シリーズ用ワイヤレス化プラグアダプタ Fostex TM2専用」、現在はオーダー時のみの作成だそう。興味があって、気難し系のクラフトメーカーに耐性のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
本日ご紹介するのはFOSTEX(フォステクス)の「TM2」。
好みのイヤホンに差し替え、無線化できるオーディオガジェットで、高級イヤホンユーザーの間では注目されています。
TM2はご覧の通り様々な形式のイヤホンで利用できます。付属するのはMMCXタイプのみですが、オプションケーブルで「FitEar 2pin タイプ」、「カスタムIEM 2pinタイプ」、「A2DCタイプ」等に対応してます。
デフォルトのイヤホンも中々
このTM2、デフォルトのイヤホンも非常に評判が良く、ダイナミック型ドライバー・ユニットは独自開発。小さなサイズを感じさせない広帯域再生と迫力を実現しています。
一般的なワイヤレスイヤホンの場合、片側機器がスマホや音楽プレイヤーからデータを受信後、もう片方に送信をするという形をとっているのですが、TrueWIreless Stereo Plusの場合は左右へ同時にそれぞれの音声を送ります。そのため、左右でのバッテリー消費にばらつきがなく、データを半分ずつ両方へと送ることから、片方に負荷がかかりすぎて「プチっ」といくことが減るわけです。
そしてTM2は防水性能等級IPX5規格対応。日常の生活での防水もばっちりです。
ヘッドホンへのワイヤレス化にチャレンジ
さて今回は、愛用しているSennheiser(ゼンハイザー)のオーバーヘッド型ヘッドホン「HD25」を無線化してみます。えっ? イヤホンだけでなくヘッドホンもいけるの? と驚きの方もいるでしょうが、実は古くからの友人がハイエンドヘッドホンのリケーブル業界で、知る人ぞ知る気難し系クラフトメーカーE4UAの中の人なわけです。
E4UAでは各種高級ヘッドホン用のリケーブル開発に加え、実験的にTM2のアダプター等も開発しています。
そんなわけで、今回はE4UAの「SENNHEISER HD25シリーズ用ワイヤレス化プラグアダプタ Fostex TM2専用」を発注してみました。
サイトによれば、
HD25側プラグはTH909用を切削して使用しており、かなりがっちりと、確実な接続が可能になっています。
TM2側はMMCXで嵌りこみ形状をトレースしました。
とのことで、これなら3万弱するTM2でも紛失の心配をせずに安心してワイヤレス化できそうです。
そして、待つこと数週間。来ました!
ということで。TM2ともども早速開封。
ご覧のようにデフォルトのイヤホンをセットした状態で収められるバッテリー充電ボックスとなっています。
さて、まずはヘッドホンからケーブルやアダプター等をすべて外します。
そして、届いたこの専用アダプターをカチり。
こんな感じでハマります。
そして、TM2側のイヤホンを外し。
ヘッドホンに装着します。かなりカチっと気持ちよくハマり、聞いている最中に脱落することはほぼなさそうです。
ということで完成しました! むちゃくちゃシンプルで軽量なワイヤレスヘッドホンの完成です!
当然ですが音質は普段使っているHD25と変わらず。まっすぐ正直な感じで、最も僕好みのやつ。
軽量で華奢な見た目なHD25ですが、本体はとても丈夫で、僕は2個購入し、パーツを入れ替えながら20年以上使っています。流石に有線の不便さから最近は使用頻度が下がってきていたのですが......。
今回の組み合わせにより、タッチセンサー対応の最新型のワイヤレスヘッドホンとして生まれ変わりました!
スマホアプリと連動させることで、Landscape Sound モード(外音取り込み機能)が利用可能になります。音楽を聞きながら外の音も聴き取れるように。
これであと5年10年は付き合えるな! と大満足でした。
なお、この「SENNHEISER HD25シリーズ用ワイヤレス化プラグアダプタ Fostex TM2専用」、現在はオーダー時のみの作成だそう。興味があって、気難し系のクラフトメーカーに耐性のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
関連サイト:
E4UA
FOSTEX TM2製品情報
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FOSTEX TM2製品情報