心の窓口をこじ開けよう。杉野遥亮と福原遥が人見知りを辞められたわけ
自殺志願の男の子・黒須×殺人鬼の美少女・宮市さんのふたりが繰り広げる青春猟奇的ラブコメ『羊とオオカミの恋と殺人』。W主演している杉野遥亮さんと福原遥さんに、人間関係に悩む大学生へのアドバイスを聞いてきました！
また、不思議な愛で繋がっている本作の役柄にちなみ、おふたりが思う「愛」についても聞いてみましたよ。
INDEX
いい関係を作るために必要なのは、相手の心をこじ開ける勇気
▶逃げ場を作ることは、弱さじゃない。森七菜の、強さの秘訣。
ーー『羊とオオカミの恋と殺人』は、「彼氏と彼女はこうあるべき」といった固定概念にとらわれない、人と人との関係性についても考えさせられる作品だなと思ったのですが、過去に人間関係がうまくいかなくて悩んだ経験はありますか？
杉野 （福原に）なさそうだよね？
福原 あるよ。めっちゃある。
杉野 僕はそんなないです。自分がわりと受け身になっちゃうから。本当の核の部分の殻がめちゃくちゃ厚いんです。だから、そのスペースに入ってくる人とはすごくケンカもするし、主張のぶつかり合いになっちゃったりもする。でもそれを難しいと捉えたことはないし、むしろ自然なことなんじゃないかなと思います。
福原 私はたくさんあります（笑）。プライベートでは、思ったことは言うしぶつかり合えるから、そんなに悩むことはないんですけど、仕事はやっぱり「どういう存在でいればいいか」って悩んだり……。
それこそ“主演でいるときの振る舞い方”ってあると思うんです。これまで先輩を見てきて「こんなふうになりたい」っていうイメージはあっても、実際どうみんなと仲を深めていけばいいんだろうって悩むことは多いですね。
ーーでは、新しい人間関係を築いたり、いい関係を続けていくために大事なことは何だと思いますか？
杉野 相手の窓口を自分でこじ開けるしかない、って思うんです。以前「人見知りは損だ」って言われたことがあって。
福原 私も言われたことある。
杉野 そう言われてからは、自分の心の窓口を大きくしとかなくちゃと。それから、自分が相手の心の窓口をこじ開ける力が必要というか、「恥ずかしくてもいいから人と話したほうがいい」って思ってます。そういう勇気は必要なのかなって。
福原 私も「人見知りはやめたほうがいいよ」って言われたことがあって。「人見知りなんで」っていうのは逃げにもなっちゃうじゃないですか。だからそれはできるだけやめようと思って。
相手のことを知るために、どんなに人見知りでも、自分からコミュニケーションを取るように頑張ってます（笑）。
お互いの存在が支えに
ーーちなみに、杉野さんから見た福原さん、福原さんから見た杉野さんはそれぞれどんな方ですか？
杉野 共演するのは今作で2度目で、前回はフラれる役だったんですけど（笑）。また一からこの作品での空気感を作ろうとしていく中で、遥ちゃんの存在は癒しで支えだったと思います。
ひとつひとつの作品をていねいに、いろんなものを吸収しながらやっていらっしゃるんだろうなっていう印象もありました。
福原 うれしい〜。私は、杉野くんとは2回目の共演なので緊張しなかったですし、いつも自然体で現場にいてくれるので、すごく支えになってました。思ったことは言ってくださるし、「なんかここおかしいな」と思ったら一緒に考えてくれたりして……。
謎が多い作品だったので、自信もなかったし、「本当に大丈夫なんだろうか？」って最後まで悩んでいました……ちょっと病みそうになりながら（笑）。
ーー最初に今作のオファーを受けたときはどう思われましたか？
杉野 最初に台本を読んだときは、どんな作品になるか想像がつかなかったです。でも、現場に入ると徐々にイメージが湧いてきました。
福原 最初はラブコメだって聞いていたので、原作を読んだとき「全然違うじゃない！」って（笑）。けっこうグロテスクなシーンも多かったので、これをどう映画で表現するんだろう、どうやって表現できるんだろうっていう衝撃や不安も大きかったです。
でも現場に入ったら、作品の雰囲気は崩さずに、ちょっとマイルドというか、かわいらしい部分も見えてきたのでなんとなく掴むことができました。
ーーラブコメ的な展開と殺人シーンのコントラストに惹きつけられたんですが、演じるにあたってどういうところを意識されましたか？
杉野 監督が、黒須や宮市さんのことを「この世界の端っこの人たち」っておっしゃっていて、ふたりが置かれている状況や経験していることは、自分からはちょっと遠い出来事なのかなって思いがあったんです。ただ、お客さんには「自分とかけ離れたもの」と捉えてほしくないと思ったので、作り込むというよりは、そこで受け取ったものを着実に表現していこうと思ってました。
ーー福原さんはどういうところを意識して演じられましたか？
福原 私は監督に「宮市さんをいちばんキレイに撮りたい」と言われていたので、殺人鬼という信じられない、共感できない部分もある人なんですけど、そうじゃないときの宮市さんはみんなが共感できるキャラクターにしたいなというのはありました。
なので、喜怒哀楽をつけてみたり、かわいらしい部分をいっぱい出そうと思って意識していました。あと、殺すシーンを汚く見せたくない、「舞うように殺す」ことを意識しようというのも監督と話していました。
いびつに見えてありふれた、不思議な愛のかたち
ーー今作は“一見理解しがたい奇妙な恋愛観”もポイントになっていると思うのですが、おふたりは、それぞれ「黒須くん」と「宮市さん」にとって「愛」とはどういうものだと思って演じられていましたか？
杉野 演じているときは探り探りだったような気がしますけど、できあがったものを観たあとは「そんなに難しいことじゃないな」と思いました。この作品は“究極のラブストーリー”って謳ってますけど、実は同時に普遍的というか、普通の関係性のお話だったりもするのかなって。
ーー福原さんは、宮市さんの思う「愛」ってどんなものだと思っていましたか？
福原 宮市さんは、「愛」というものをまだ知らないんだろうなって思ってました。普通だったらそれはもう「好き」っていう感情なのに、「好き」がわからないから困惑して、自分と戦ってるんだなって、演じていてすごく思ったので。愛というものを、初めて黒須くんに教えてもらう感覚なんだろうな、って。
文：落合由希
写真：島田香
編集：学生の窓口編集部
ヘアメイク：速水昭仁（CHUUNI inc.）【杉野】、布野夕貴【福原】
スタイリング：伊藤省吾（sitor）【杉野】、飯間千裕【福原】
『羊とオオカミの恋と殺人』
11月29日（金）ロードショー
Ⓒ2019『羊とオオカミの恋と殺人』製作委員会 Ⓒ裸村／講談社
抽選で杉野遥亮さんと福原遥さんのサイン入りチェキをプレゼント！
『マイナビ学生の窓口 就活スタイル』のプレゼント企画に続き第2弾！
この記事をチェックしてくれた『マイナビ学生の窓口』読者のみなさんに、杉野遥亮さんと福原遥さんの直筆メッセージ入りのチェキをプレゼント！
抽選で1名様に当たります。
▼応募方法はコチラーーーーーーーーーーーー
1.「マイナビ学生の窓口」公式Twitter（@m_gakumado）またはInstagram（@gakumadobymynavi）をフォローする
【Twitter】https://twitter.com/m_gakumado
【Instagram】https://www.instagram.com/gakumadobymaynavi/
＊すでにフォローしている場合も対象になります。
2.Twitterの場合は、ハッシュタグ ＃杉野さん福原さんがくまどチェキ が付いた指定の投稿をリツイート（RT）
Instagramの場合は、ハッシュタグ ＃杉野さん福原さんがくまどチェキ が付いた指定の投稿をいいね
3.下記の応募ボタンから応募する！
学生の窓口会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、学生の窓口アカウントでログインしてください。あとは応募フォームに必要事項を入力するだけでOK！
チェキキャンペーンに応募する
学生の窓口非会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、まずは「新規会員登録をする」から学生の窓口アカウントを作成してください。
※ブラウザの別タブでフォームが開きます。
新規会員登録はこちら
登録完了後、もう一度下記応募ボタンをクリックして、学生の窓口IDでログインしてください。応募フォームに必要事項を入力すれば応募完了です！
チェキキャンペーンに応募する
※会員登録は無料です。応募には学生の窓口会員登録が必須となります。
注意事項
■応募期間
2019年11月29日（金）18:00〜2019年12月13日（金）18:00
■抽選方法
・当選者は、ご応募いただいた方の中から抽選で決定させて頂きます。審査経過および結果に関するお問い合わせや苦情については応じかねます。
■当選連絡
・当選者の方には公正な抽選後、個別にご連絡を差し上げます。未当選となった方への連絡はいたしませんので、ご理解いただけますと幸いです。
・ご応募いただいた方の個人情報が本キャンペーン以外で使用されることはありません。
・ご提供いただいた個人情報は、当選者へのご連絡のために使用させていただき、ご本人の同意なしに第三者に開示、提供することは一切ありません。
