2019年10月21日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。

ムーミンナスが収穫出来ました」というコメントと共に、紹介されているのは、あのムーミンそっくりなナスだ。

ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの一連の小説と絵本、漫画、またそれらを基にしたアニメなどに登場する、架空のいきもの、妖精の一種だ。テレビのアニメ番組を、懐かしく思い出す人もいるかもしれない。

ツイッターには、「どうみてもムーミン」「ほんまや!?完全にムーミンやがな(笑)」「思った以上にムーミンでした」などといった声が寄せられ、2万件超の「いいね」が付けられ、今も拡散中である。

そこでJタウンネット編集部は、ムーミンナスを収穫した投稿主を直撃した。

「ねえ!ムーミン〜」


ムーミンナス 草刈り鎌12(@SEuAB3tvydtue2z)さんのツイートより

投稿主の草刈り鎌12(@SEuAB3tvydtue2z)さんによると、ムーミンナスが収穫されたのは「東京西部の田舎」だという。ムーミン谷はけっこう近いところにあったようだ(?)

ところで、ムーミンがお好きだったのですか? と聞くと、

「幼少の頃テレビアニメで見てました。すみません、そんな記憶しかないのです。新作が東京12チャンネルで始まった時は驚きましたね」

ムーミンのテレビアニメシリーズが、フジテレビ系列「カルピスまんが劇場」で放送されていたのは、1970年代初頭だった。

日曜の19時30分から20時まで放送され、大変な人気番組だった。「ねえ!ムーミン〜」というオープニングテーマ曲、声優を務めた岸田今日子さん独特の語り口などを、懐かしく思い出す人は、かなり年配と言ってもいいかもしれない。

新シリーズ「楽しいムーミン一家」は、テレビ東京系列で1990年4月からスタートした。当時のテレビ東京の看板番組の一つで、高視聴率を得ていたという。こちらの方の記憶がある人は多いだろう。


ムーミンナス 草刈り鎌12(@SEuAB3tvydtue2z)さんのツイートより

「ヘムレンさんそっくり!」など、ツイッター上でいろいろ反響があったようですが、とくに印象に残ったものありますか? と聞いてみた。

「言われてみるとナスの色がヘムレンさんですね♪ 卑猥というワードにもいろいろ気になりました。確かに出荷できない卑猥な形の野菜ってあります。機会があれば投稿したいと思います」

また、ツイッターにはこんな意見もあった。

「髪があるのでスノーク族か?!」
「髪型的にはミーのような気もするなぁ」
「付近にスナフキンいませんか?」

投稿主からは、「たくさんの方に見て頂き、感謝しています。 ありがとうございます」というコメントをもらった。「機会があれば投稿したい」ということなので、ムーミン谷の住人はもちろんだが、卑猥シリーズの方も期待して、待つことにしよう。


ムーミンナス 草刈り鎌12(@SEuAB3tvydtue2z)さんのツイートより