赤ちゃんの疾患予防につながる!腸内環境改善のための素材とは?
ケストースは、タマネギやアスパラガス、大麦などに含まれる難消化性糖質。着目した理由について、栃尾巧研究開発センター副センター長は「腸内環境を改善すれば疾患予防になり、QOL(生活の質)を高められる」と語る。
生活産業分野を中心に事業基盤を強化している三井物産にとってヘルスケアは重点分野だ。同社の吉田怜フードサイエンス第一事業室マネージャーは「ケストースは多様なエビデンス(科学的根拠)を有する優良な食品素材。現在注力している未病対策事業における健康増進ツールとして活用していきたい」と強調する。
ケストースの多様な生理機能の解明などが評価され、物産フードサイエンス、名古屋大学大学院の北浦靖之講師、東京農業大学の遠藤明仁准教授と共同で日本栄養・食糧学会から、「平成31年度技術賞」を受賞。注目度の高まりも追い風に、素材の普及を目指す。
