日本の領土、西に260メートル延びた? 排他的経済水域拡張の意図はあるのか?=中国メディア
![中国メディアは、日本の国土地理院が10日、沖縄県の与那国島の北西約260メートルの海上にある岩礁を地図に正式に記載したことで、日本の領土の最西端が西に約260メートル延びたことを明らかにしたと紹介した。(イメージ写真提供:123RF)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/1/81f72_620_8ab5b609_5777d269-m.jpg)
記事は、日本の国土地理院が10日、沖縄県の与那国島の北西約260メートルの海上にある岩礁を地図に正式に記載したことで、日本の領土の最西端が西に約260メートル延びたことを明らかにしたと紹介。また、同院が発行した最新の2万5000分の1地図ではすでにこの岩礁が「トゥイシ」と名付けられ、詳細に表示されているとした。
排他的経済水域については、国連が1982年の第3回海洋法会議で批准した「海洋法に関する国際連合条約」で「人類の居住や経済活動の維持ができない岩礁には、排他的経済水域や大陸棚は存在しない」と定められているとし、この規定に基づき「トゥイシ」は日本の排他的経済水域拡大にはつながらないと解説した。
記事は同時に、日本の沖ノ鳥島についても「同様の状況だ」と主張。日本が一方的に「島」と認定し、排他的経済水域を設定しているが、国連から認められておらず、近隣の中国、韓国、北朝鮮なども「沖ノ鳥島」ではなく「沖ノ鳥礁」と認識しているのだとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)