産学連携事業のエピスト、AI分野で10億円ファンドの狙い
エピストの上村社長はコンサルタント出身で、データサイエンス・AI分野でALBERT(アルベルト)を創業、マザーズ上場を果たした。同分野の博士人材採用や大学とのネットワーク構築を行う中で産学連携の問題点を実感。1月にエピストを立ちあげ、アルベルト社長退任の3月に事業を開始した。
同分野は企業ニーズが高いが、共同研究先は著名大学・研究者に偏っている。上村社長は「トップクラスの大学以外でも潜在力のある研究者や研究テーマは多い」とみる。
エピストは企業の戦略支援に軸足を置きながら、構築してきた独自の研究者データベースや、地方大学などの産学連携部局を活用して研究者との連携を後押しする。
当初のターゲットは同分野と、関連のロボティクス、IoT(モノのインターネット)だ。共同研究に向けた産学連携イベントも、大学や官庁と異なり企業に強い点を生かして設計する。
