ついハマってしまう耳かきもやりすぎは禁物!

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耳垢がごそっと取れたときの快感がたまらない「耳かき」。

【写真】「見える範囲」を掃除すればOK!

「趣味は耳かきです」なんて公言するほどハマってしまう人も少なくありません。

しかし今年4月に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、耳かきに関する衝撃の事実が明かされました。

■ 月1の耳かきじゃ物たりない!?

同放送では、「耳掃除は月に1回で十分」とのニュースをピックアップ。

2016年の調査では、耳掃除の頻度で最も多かったのが「週に1回」の23.1%でした。

次いで「2〜3日に1回」掃除する人は17.5%、「2〜3週間に1回」が12.9%という結果に。

全体の6割以上が週に1回以上耳掃除をしていることが判明しています。

しかし適度な量の耳垢には保湿の働きがあるようで、耳垢をとりすぎるのはNG。

月に1回程度で十分だといいます。

耳かきをしすぎると、外耳道が傷ついて外耳炎になってしまう可能性も。

このニュースに、「耳って意外と汚れるから掃除したくなるんだよね〜! 気持ちイイのに残念だな」「3日放置するだけで結構たまるのに、あれが10倍になるなんて…」と衝撃が広がります。

「確かに、耳かきしすぎて炎症起こしちゃったことがある」との経験談もありましたが、「耳かきしないと痒いんだよね。やめられないよ〜」「お風呂上がりとか、痒さに負けてついついやっちゃいます」との声も続出。

番組のスタジオでも、コメンテーターの若林史江さんやマツコ・デラックスさんが「痒い所を掻くのは最高に気持ちがいい」と謎の盛り上がりを見せていました。

■ 耳かきは「入り口から1cm」で十分!?

実際に耳かきをする際には、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

「公益財団法人 日本学校保健会」のサイトによると、耳垢は「見える範囲」のものを取るだけでOKです。

ほとんどの耳垢は耳の穴の入り口から1cmほどの所に溜まるため、綿棒などを使って見える範囲の物を取るのが大切。

奥までいじりすぎたり、強く掃除しすぎると逆に耳垢を押し込んでしまう可能性もあるのだとか。

また弱酸性で「蛋白分解酵素」が含まれている耳垢には、実は殺菌効果が。

苦味で虫の侵入を防いだりと、耳を守るために意外と活躍してくれているようです。

同サイトでも耳掃除のやりすぎに注意を促していましたが、耳掃除を「しなさすぎる」のも良くありません。

耳垢がたまりすぎると、聞こえが悪くなるだけでなく湿疹を引き起こす原因にもつながってしまいます。

定期的に掃除はしつつ、もし何かあれば無理せず耳鼻科に行きましょう。

気づかないうちに耳をほじってしまったり、つい奥まで深追いしてしまったりとクセになりがちな耳かき。自分や子どもの耳を守るため、しっかりブレーキをかけながら耳かきしてくださいね。(レタスクラブニュース)