試合中に栄養補給を行ったMFヌセア・マズラウィ

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[5.8 欧州CL準決勝第2戦 アヤックス-トッテナム]

 アヤックス(オランダ)のMFヌセア・マズラウィが8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦トッテナム(イングランド)の試合中、ピッチ上で簡易的に栄養補給する姿が確認された。

 英『ミラー』によると、アヤックスのマズラウィとMFハキム・ジイェクはイスラム教徒の断食月『ラマダン』の時期と重なっていたようだ。今年の『ラマダン』は5月5日から6月4日まで。この期間、イスラム教徒は日の出から日没まで断食を行うことになる。

 マズラウィが栄養補給を行ったのは前半20分頃。試合は現地時間21時に開始され、日没は21時18分だった。そのタイミングを待ち、試合中の“食事”に至ったようだ。なお、『ラマダン』による断食の実行は、あくまで個人の判断に委ねられている。