細田佳央太×関水渚『町田くんの世界』本予告、平井堅が主題歌書き下ろし
石井裕也が監督を務める映画『町田くんの世界』の主題歌に、平井堅が描き下ろした「いてもたっても」が決定。予告映像と劇場本ポスターが解禁となった。
安藤ゆきによる第20回手塚治虫文化賞受賞作「町田くんの世界」を、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』などで知られる石井裕也監督が実写映画化する本作。
これまで実力のある様々な俳優たちと組んできた石井監督だが、今回新たな試みとして1,000人を超える一大オーディションを実施。すべてのオーディションに立会い、監督自らが主演を選考した。その中から演技経験ほぼゼロの超新人・細田佳央太、関水渚の2人を大抜擢。細田が町田一役を、関水が猪原奈々役を演じる。共演に岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子らが名を連ねる。
今回、本作の主題歌に決定したのは、脚本の段階からその素晴らしさにオファーを快諾し、本作の世界観にあわせて楽曲を描き下ろしたという平井堅の「いてもたっても」。本作について平井は、「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き」と本作への熱い気持ちを込める。
石井監督は「この曲が映画の最後にバシッと流れることで、映画がさらに素敵なものになりました。優しい歌声とメロディが頭から離れずに困っています。これこそが平井堅さんのマジックなんだと思います」と太鼓判を押す。
また、あわせて解禁となった予告映像では、これまでのどんな主人公とも異なる“町田くん(細田佳央太)”の姿が描かれ、全人類が自分と家族と思えるほど“人を愛する才能”だけがズバ抜けている町田くんが、人が大嫌いな”クラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会ったことで、生まれて初めての“わからない感情”と向き合うことになり動揺するコミカルで可愛らしい姿も。まわりの人たちを巻き込んだ予測のつかない物語の展開を予感させ、学生時代の甘酸っぱい恋心をも呼び起こす爽やかな仕上がりとなっている。
さらに劇場本ポスターでは、「この世界は悪意に満ちている。でも――町田くんがいる」というキャッチコピーのもと、特殊な構図でとらえられた町田くんと猪原さんの姿が。果たして、町田くんが“わからない”の先に見つけた世界とは?これまでの常識を覆す主人公・町田くんが、いかにしてみんなの世界を変えていくのか、ますます公開が楽しみとなるポスタービジュアルとなっている。
映画『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国公開
(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
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