映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』初日舞台挨拶が21日、都内・新宿バルト9にて行われ、キャストの上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星、監督の川村泰祐が登壇した。

コミックス累計発行部数1,088万部を突破した超人気少女コミック「L・DK」(渡辺あゆ著/講談社)。2014年に山粼賢人と剛力彩芽を主演に迎えて実写映画化され「壁ドン」ブームを巻き起こした。3月21日(木・祝)に公開される今作では、キャストを一新して、原作コミックスの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」が描かれる。ヒロイン・西森葵役を上白石萌音、葵と密かに同居している学校一のイケメン・久我山柊聖役を杉野遥亮、3人目の同居人として葵と柊聖の間をかき乱す、柊聖の従兄弟・久我山玲苑役を横浜流星が演じる。

大歓声で迎えられたキャスト陣。公開初日を迎え、上白石は「昨日の夜から胃が痛くて…朝ごはんを必ず食べるんですが、今朝はご飯一粒も入らなくて(笑)体調が悪いとかではないんですが、本当に緊張しています。今日は立っているのが精一杯な感じ。出演が決まってから常にプレッシャーと怖さを抱いていたので。なんて言ったら伝わるかな?告白されるのを待っている感じです」と感無量の様子。

杉野も「ちゃんと“杉野遥亮”としていただいた初めての役。今までしてこなかった経験をたくさんしたし、プレッシャーなど抱えていましたが、プロデューサーさん方たちのいろんな想いを背負っている姿を見て、今日を迎えるのが楽しみに思っていました」と真摯にコメント。

横浜は「公開初日を迎えることはすごく幸せなことなんだなと改めて感じました。原作のある実写映画、すごくプレッシャーや責任感がある。でも、そういうのを感じさせないくらい皆さん優しく接してくださいました。1年前、赤髪にして全力で挑んだ作品なので、その作品が今日無事に公開を迎えることができて本当にホッとしています。幸せな気持ちでいっぱいです」と喜びをあらわにした。

イベントでは、感謝の気持ちを込めて上白石・杉野・横浜から嬉しいファンサービスも。3人のサインが入ったサインボールをプレゼントする一幕では、上白石による“全力投球”に爆笑の渦が。上白石が客席に向かってボールを遠くに投げようとするも、ストレートに客席2列目のファンに直撃。上白石は「本当にごめんなさい!!後でお詫びにまいります!!」と深々と謝罪。さらに、会場中央まで移動しファンへボールを届けようとするも、天井にあたり目の前にいたファンへボールが落ちるミラクルな運動神経を魅せた。その様子に、応援していた杉野・横浜も思わず笑みをこぼしていた。

また、杉野・横浜が選ばれしファン2名を相手にバックハグ(杉野)、壁ドン(横浜)を生披露。横浜は「下がらないで」とファンを近づけ、抱きよせるような“ハイブリッド壁ドン”をしながら「好きだよ」と告白。その様子に会場はドッと黄色い歓声に包まれた。

さらに、杉野がバックハグをして「好きっ…好きだよ!」と照れながら披露すると、大事なセリフを噛んでしまった杉野に横浜が「そこカッコよくキメろよ!」とツッコミを入れると、さらにファンを抱き寄せ照れ隠しをする、嬉しいハプニングもあった。

映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は全国公開中

(C)「2019 L・DK」製作委員会

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