阪大がカナダの国立加速器研究所に分室のワケ
ブームの研究テーマの一つに、加速器で作る放射性同位元素を付けた核医薬品がある。主力の同位元素は日本でアスタチンだが、世界ではアクチニウムだ。そのためトライアンフの分室を活用して輸入し、企業の関心が強い両者の比較研究や装置・製法の標準化に取り組む。
また宇宙線によるソフトエラー対策では、加速器で宇宙線を再現し、半導体デバイスのテストに使っている。エラーの影響は自動走行車で大きく、産業界は測定法の評価や標準化に注目しており、この点でも両者の連携を生かす。
同センターはすでに別テーマでトライアンフと連携しており、日本から開発した装置を移設。この現物貢献に対し、国際共同研究チームでカナダイノベーション基金から4億円超の資金を獲得しており、今後も同様の展開を狙う。
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