明日ユヴェントスとローマが対決だ!その両方で活躍した10人の名選手

写真拡大 (全17枚)

本日深夜に行われるセリエAのビッグマッチ、ユヴェントス対ローマ。歴史ある2つのチームが直接対決する。

今回はその両方に所属し、かつどちらでも活躍を見せた、あるいは印象を残した選手を10人ピックアップし、写真とともに紹介していきたい。

ファビオ・カペッロ

ローマ所属:1967〜69年

ユヴェントス所属:1969〜76年

後の名監督であるカペッロ。指導者としてはミランのイメージが強いものの、現役時代にはローマとユヴェントスでもそれぞれ62試合、165試合に出場した。この3チーム全てで監督も務めている。

エメルソン

ローマ所属:2000〜04年

ユヴェントス所属:2004〜06年

カペッロ監督に愛されたブラジル人MF。ローマではスクデット獲得に貢献し、その後マッテオ・ブリーギ+金銭でユヴェントスへと移籍していった。

ズビグニェフ・ボニエク

ユヴェントス所属:1982〜85年

ローマ所属:1985〜88年

現在ポーランドサッカー協会の会長を務めているボニエク。ユヴェントスでは111試合に出場し、プラティニらとともに多くのタイトルに貢献した。85年にローマへ移籍し、引退まで所属している。

ミルコ・ヴチニッチ

ローマ所属:2006〜11年

ユヴェントス所属:2011〜14年

モンテネグロ代表の名ストライカー。レッチェでブレイクしてローマに引き抜かれ、147試合に出場して46ゴールを決める活躍を見せた。ユヴェントスでは3シーズンプレーし、75試合21ゴールを記録。

ミラレム・ピャニッチ

ローマ所属:2011〜16年

ユヴェントス所属:2016年〜

メスで若くしてブレイクしたピャニッチ。リヨンを経て2011年にローマへ移籍し、セリエAでさらに成長した。フリーキッカーとしても名を上げ、2016年にユヴェントスへと移っている。

ヴォイツェフ・シュチェスニ

ローマ所属:2015〜17年

ユヴェントス所属:2017年〜

アーセナルでデビューしたシュチェスニ。明るいキャラクターで人気者だったが、ペトル・チェフの加入で立場が悪化し、ローマに2年貸し出された。ユヴェントスでは逆にブッフォンの退団でポジションを掴む。

メフディ・ベナティア

ローマ所属:2013〜14年

ユヴェントス所属:2016年〜

故郷のフランスでは2部の選手だったがウディネーゼでブレイクし、ローマでさらに評価を高める活躍を見せた。その後移籍したバイエルンではあまり出番がなく、2016年にローンでユヴェントスへ。1年目終了後に買い取られている。

ジョナタン・ゼビナ

ローマ所属:2000〜04年

ユヴェントス所属:2004〜10年

ローマでスクデット獲得を経験し、ユヴェントスでも長くプレーした。実力以上に人気を博した珍しい選手。強烈な不安定さと好調時の爆発力を持つエンターテイナーだった。引退後は現代美術業界でも仕事をしており、アートギャラリーを保有している。

アルベルト・アクイラーニ

ローマ所属:2002〜09年

ユヴェントス所属:2010〜11年

ローマの下部組織で育成され、若くして主力となったボランチ。ただ怪我の多さからそこでの出場は102試合にとどまっている。2009年にはリヴァプールに移籍したが、その次の年にユヴェントスへと貸し出された。そこでは33試合に出場し、復活をアピールしている。

リオネッロ・マンフレドニア

ユヴェントス所属:1985〜87年

ローマ所属:1987〜90年

ユーヴェで51試合、ローマで73試合に出場したイタリア代表DF。1989年のボローニャ戦で心臓発作に襲われ、ピッチで昏倒した。ローマ伝説の医師ジョルジョ・ロッシ氏の治療により一命はとりとめたが、この事故によって現役引退を余儀なくされたという選手だ。