エマルジョン成分質量、前処理なしでオンライン分析
測定はガス成分の質量測定装置を改良して行う。液状のエマルジョンを真空吸引力を用いて細管を通し、測定用チャンバーに導入。細管先端から放出する際に、補助ガスを使い一定ペースで霧状に噴き出させ、そこにレーザーパルスを当てイオン化した成分を測る。
光学的に濁度を測る手法は、エマルジョンの濁りが高くなると測定不能で、また代替としての通電測定も詳細分析は限界がある。内村教授の手法は濁度の程度に関わらず定量分析できる。
化粧品や化学品に用いられるエマルジョンの成分は、水、油、それぞれに溶けやすい添加物、それらを混ぜる界面活性剤などで構成する。混ざった状態は時間経過につれて変わる性質がある。内村教授は今回の測定法を、エマルジョン性状を細かく分析するのに有効とみている。
