360°カメラ革命へ、THETAが再び本気。プラグインストアオープンで用途無限大に
リコーは、360°カメラ「THETA V」のプラグインストアをオープンしました。さまざまなプラグインをインストールすることで、THETA本体の機能を後付けできるようになります。新規サービスにTHETAを活用したいスタートアップとも提携し、360°カメラの停滞打破を狙います。
THETAシリーズは、リコーが展開する360°カメラです。最新モデルの「THETA V」では、1400万画素の静止画撮影に加え、360° 4K動画のライブストリーミング、立体音響の記録にも対応。
現時点でストアに公開されているプラグインはすべて無料ですが、今後は有償販売にも対応。その場合、売上はリコーと開発者で分配するとしています。
GitHubでソースコード全公開
ストアのオープンにあわせ、リコーは3つのプラグインを公開しました。
ひとつめは「無線ライブストリーミング」機能です。これは、スマートフォン不要で、THETA Vから直接Wi-Fiを介してYouTubeに360°映像を配信できるというもの。
次の機能は「自動顔ぼかし撮影」。撮影した被写体の顔を自動で検知し、ぼかすことができます。
みっつめは「クラウドアップロード」機能です。THETA V内にある画像を、Wi-Fi経由でGoogleフォトに自動的にアップロードすることができます。
この3つのプラグインは、全てのソースコードをGitHubで公開しており、開発者が自由にカスタマイズ可能。例えばクラウドアップロード機能では、画像の自動アップロード先をGoogleフォト以外に変更することもできます。
「想定以上に海外からの登録が多い」
リコーだけでなく、国内の大手企業や海外のスタートアップもプラグインを提供します。
ソニーは「MESH」と連携したプラグインを提供。『MESHの人感センサーが人を検知したら、THETAで360°撮影を開始する』といった使い方が、スマホ不要で可能になります。
ドコモは、WEBブラウザでTHETA Vを操作できる「デバイスWEB API」のプラグインを提供します。
また不動産VRの「Holo Builder」や、ジャーナリスト向けのWEBサービスの「Every Place」などの海外スタートアップもストアに参加。THETAで撮影した写真を自社のサーバーに直接アップロードするプラグインを提供しています。

THETAの担当者は「スマホにアプリに入れるように、THETAにプラグインを入れることで、さまざまな機能に対応できる」とし、ストアについては「想定以上に海外からの登録が多い。今後もAndroidベースで、プラグインが使えるTHETAの新機種を増やしていきたい」と語りました。
スマホ不要でさまざまなサービスと連携できるようになり、THETAの利用シーンは「日常の記録」以外にも大きく広がりそうです。
