ワイファイ化進める「JR特急」、すべて教えます!
改正前は山手線や各新幹線など鉄道で182区間を指定し、外国語案内など「情報提供促進措置」を求めてきた。今後、あらためて指定される区間では、利便増進措置を実施するための計画作成と実行が義務化される。
特に無料のワイファイサービスはJR各社が、義務化に先駆けて環境整備に取り組んでいる。すべての新幹線で18年度中に開始し、当初各社が発表した計画を前倒して進め、19年度中にも、おおむね完了する見通しだ。通信事業者の協力の下、トンネル区間のような携帯電波不感地帯解消にも取り組んでいる。
訪日客の多くが利用する空港アクセス特急は、JR西日本の「はるか」やJR東日本の「成田エクスプレス」が導入済み。JR西は特急だけでなく、関西空港アクセスの「関空快速」や大阪環状線新型車両「323系」でも提供している。JR北海道は今秋から千歳空港アクセスの「快速エアポート」に順次、搭載していく計画だ。
特急ではJR東日本の「あずさ」、JR東海の「ひだ」、JR四国の「しおかぜ」なども導入を決めた。多くの外国人が初回の訪日観光ルートとして、新幹線を利用する東京―大阪間の“ゴールデンルート”だけでなく、各地方への送客拡大には、在来線特急の環境充実が欠かせない。
観光列車も外国人からの人気は高い。JR九州は観光列車「D&S(デザイン&ストーリー)列車」で無料ワイファイを提供する特急列車を増やす。すでに「ゆふいんの森」ではサービスを提供。18年度内にも「あそぼーい!」や「指宿のたまて箱」で導入する。
