西野朗監督(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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日本代表はポーランドに0-1で負けましたが、見事ベスト16進出を決めました。まずはおめでとうございます。

この試合のポイントは、まだ残り時間がたっぷりある82分に長谷部誠を投入して試合を膠着させ、最少失点での敗戦に持ち込んだことでした。とても難しい決断だったと思います。まだコロンビアvsセネガルの試合も1-0のまま続いていましたし、セネガルが同点に追いついてしまえば日本の敗退が決まります。

そんな状況なのに、両方の試合の展開を読んで、西野朗監督は長谷部を出場させる手を選択したのです。僕はどちらの試合も見ていましたが、確かにコロンビアも1-0を守ったまま試合を終わらせようとしていました。

そこのコロンビアの目論見どおりになるだろうとは思ったのでしょう。ただ、万が一という可能性もあります。それなのに、しっかりと決断できたというのは、日本にもこういう指導者が出てきて、しかも判断できるというすばらしい例でしょう。

他にも先発メンバーを6人も入れ替えたのは、決して温存したからではないと思います。さまざまな要因を考え、ベストのメンバーにしたのでしょう。その決断も難しかったと思いますし、次のステージに進んだのですから結果も出しました。

スタジアムではブーイングがあったようです。でもたぶんそれは攻め合う試合が見たいロシア人があげた声だったのでしょう。この試合のミッションは「ベスト16に進出する」こと。その目的のためにさまざまな策を立て、見事に達成した西野監督は褒め称えられるべきです。

▼ 日本をベスト16に導いた、西野朗監督

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 監督の決断と伝えた、長谷部誠

(撮影:岸本勉/PICSPORT)