JR西日本、山陽新幹線で「500系」後継車開発せず
JR西日本は13年前に起こしたJR福知山線脱線事故以後、研究開発投資を安全対策に集中させ、高速車両の研究は停滞した。4月に発表した23年3月期を最終年度とする中期経営計画にも、新幹線車両の開発再開は盛り込まなかった。
JR西日本はかつて試験車両「WIN350」を製作し、山陽新幹線「500系」で時速300キロメートルの営業運転を実現。以後は新幹線車両を単独で開発せず、東海道・山陽新幹線「N700系」はJR東海と、北陸新幹線「W7系」はJR東日本と共同開発した。
一方、JR東海は小牧研究施設(愛知県小牧市)を核に、車両など新幹線関連の技術開発を加速。最新車両「N700A」やN700SはJR東海が単独で開発した。N700Sは走行試験車の製造を日立製作所と日本車両製造が分担し、営業車両も2社が製造する。
