サクラに埋もれながら、佐賀の日本酒を楽しむ「SAKURA CHILL BAR」

写真拡大

3月に入り、そろそろお花見が待ち遠しい季節。一足早い桜と一緒に、佐賀県の日本酒を楽しめる「SAKURA CHILL BAR by 佐賀ん酒」が、3月1日(木)〜3月11日(日)まで、ZeroBase 表参道で開催されています。

散りゆく桜を眺めながら杯を傾ける。しかも、『chill out(チルアウト) 』にゆるーく楽しんでしまおうというのが、イベントのコンセプト。日本酒好きもそうじゃなくても、日本人なら引き寄せられてしまいそうですね。

■表参道に突如あらわれたお花見会場

表参道駅からすぐ、ピンクに染まったイベントスペース「ZeroBase 表参道」の建物が迎えてくれます。

1階は14席の立ち呑みスペース。入り口右側には桜の木の幹が2階へ突き抜けているかのようにドーンと立っています。桜の花は造花ですが、幹はホンモノの桜の木。ピンクの花びらが華やかです。

200個以上はありそうな升モチーフの内装にも注目です。それゆえ店内には木の香りが漂っていました。また、お酒の『仕込み水』に浮かぶ桜の花びらが見える、ガラスのカウンターテーブルもおしゃれ!

■ 佐賀県の日本酒を花言葉で分類

真ん中には、ズラリと並んだ佐賀県の日本酒が22銘柄。この中から3種類の日本酒の飲み比べが楽しめます。とはいえ、何を飲んだらいいものやら……迷ってしまいますよね。

ここでは、4つの桜の花言葉をもとに、日本酒が味わい別に分類されているので、日本酒に詳しくなくても、好みの味わいがフィーリングで選べます。

たとえば、ソメイヨシノの花言葉は"純潔"。そのイメージから、スパークリングや生酒などのみずみずしい味わいのお酒がセレクトされています。桜の品種から、日本酒を選べるという斬新なシステムです。

もちろん、お店の人に頼んでランダムに選んでもらうのも良し。お酒を頼むと、3つに連なるオリジナルの升が登場。桜の絵が側面を彩り、とっても華やか! 縦に並ぶスタンド型の3連升もあります。日本酒の銘柄が書かれた木札もさりげなくおしゃれでテンションあがります。

今回いただいたのは、「基峰鶴 甘口純米吟醸」、「純米大吟醸 褒紋東長」、「特別純米 窓の梅」。

「基峰鶴 甘口純米吟醸」と「純米大吟醸 褒紋東長」は、花言葉が『優美」』シダレザクラに分類。フルーティでほのかな甘みを感じるお酒です。「特別純米 窓の梅」は、花言葉『豊かな』のヤエザクラ。旨みのあるリッチなお酒に分類されています。

まろやかな甘みのある飲みやすいお酒から、お米の甘み旨みが詰まったものなど、飲み比べるとそれぞれの個性が感じられました。

ところで九州といえば、焼酎の方が飲まれているイメージがありますが、佐賀県は米の産地。日本酒もたくさん造られていて、一人あたりの日本酒消費量は九州一なのだとか。芳醇な日本酒の美味しさも納得です。

■ 佐賀の美味しさが詰まった酒肴

3種類の日本酒飲み比べセット(1000円)には、6種類のおつまみもついています。骨太有明鶏やいりこ天、海苔など、すべて佐賀県の名産品です。

このおつまみを監修したのが、茶人の松村宗亮さん。コンテンポラリーアートや舞踏など、他ジャンルとのコラボレーションを積極的に行い、茶の世界に新風を巻き起こしている人物。

たくさんある佐賀の名産の中から、おつまみはどのように選んだのでしょうか?

松村さん
「お茶の文化的な背景を取り込みたいと考えて、まず選んだのは器です。これは『木地八寸』といって八寸四方の木地でできているんです。ここに海のものと山のものを一緒に盛り付けてお出ししています。

佐賀県の名産品の中から、しょっぱい味、柑橘系、ジューシーなものなど、お酒に合ういろんな味わいが楽しめるように盛り込みました」